海外留学ガイド

【2020年保存版】セブ留学で成功する人・失敗する人

フィリピン・セブ留学マーケットの急成長


*参考ー留学渡航国別の日本人留学生数『海外留学協議会(JAOS)による日本人留学生調査2018』

海外留学協議会(JAOS)加盟の留学事業者(エージェント)からの年間留学生数は、78,109人であり、フィリピン・セブ留学が増加の反面、アメリカ留学が減少しているというデータが発表されました。

10年前(2009年)のフィリピン留学業界は、日本でフィリピン留学を取り扱っているエージェントが2,3社しかなく、また、フィリピンにある語学学校のほとんどは韓国資本で、日本人留学生比率も10%以下でしたが、ここ数年急激に日本人留学生が増え、同時に日本資本の語学学校も一気に増えました。

2018年の時点では、ネイティブの国である『ニュージーランド』を抜き、アメリカ、オーストラリア、カナダ、イギリスに次ぐ5番目の英語留学先となりました。

短期間で一気に急成長したマーケットは、エージェントも語学学校も経験が浅い為、情報が少なかったり、語学学校も数年で倒産したりなどしていますので、エージェント選び、語学学校選びは慎重にしましょう!

フィリピン・セブ留学が注目されるワケ


さて、セブ留学に行く日本人留学生が一気に増えた理由はいくつかありますが、世代によっても留学に行く目的が異なります。例えば、高校生の場合は、2020年に大学入試センター試験から、『大学入学共通テスト』に変更される事もあり、その対策の為の留学が多く、大学生の場合は、就職活動に向けて『TOEIC対策』をする為にセブ留学に参加したりもします。

また社会人の場合は、会社を辞め、ワーホリ準備、インターンシップ準備の為に行く場合が多いです。具体的に、セブ留学が注目される理由を見ていきましょう。

①コスパが良い

日本からの距離も近く、約5時間程度で行く事が出来ます。欧米留学と比較しても、留学費用、滞在費用、航空券費用がほとんど半額の費用となり、また1週間単位で留学に行く事が出来る為、シンプルに留学に対するハードルが下がりました。

②授業時間が長い

フィリピン・セブ留学以外の留学先(アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス等)の場合は、基本的に1日の授業は4時間程度の場合がほとんどですが、フィリピン・セブ留学の場合は、どこの語学学校でも、だいたい6〜8時間は最低でもあります。

その為、短期留学でも出来る限り効果的に学習をする事が出来ます。

③オールインワンの環境

欧米留学の場合は、ホームステイやシェアハウスでの滞在が多く、毎朝学校に通学しないといけません。ローカル環境で公共交通機関を利用して語学学校に行く事も留学の醍醐味ではありますが、やはり英語力を伸ばすには語学学校で勉強する事が一番です。

フィリピン・セブ留学では、基本的に語学学校と滞在先が一体型(同じ敷地内)のタイプが圧倒的に多く、通学時間がほぼかからない為、英語を勉強する事だけに集中する事が出来ます。

④マンツーマン授業が多い

1日6〜8時間程度ある授業時間の中で、半分程度は『マンツーマン』授業で構成されている語学学校が多く、マンツーマン授業では、自分のレベル・スピードに合わせて授業を進める事が出来る為、弱点を克服したり、強みをさらに伸ばしたりなど、効率良く学習を進める事が出来ます。

また、1時間あたり、1日あたりの英語を話す時間も圧倒的に多いので、実践的な英語力を身に付けやすい環境です。

フィリピン・セブ留学と欧米留学を比較してみた

  セブ留学 欧米留学
費用
(1ヶ月あたり)
約150,000円 約300,000円
授業時間
(1日あたり)
約8時間 約4時間
クラス構成 4時間:マンツーマン
4時間:小グループ
4時間:大グループ
滞在形式 学校と一体型 ホームステイ
シェアハウス
食事 学校で提供
(1日3食)
ホームステイ:1日2食
シェアハウス:自炊
生活費
(1ヶ月あたり)
約20,000円 約30,000円

比較表からも分かる通り、英語を身に付けやすい環境が整っているのは圧倒的にフィリピン・セブ留学です。もちろん、欧米留学にも良さがあります。ホームステイ先から語学学校への通学では、慣れないバスや電車、トラム等を使い学校まで辿り着くのも留学の醍醐味とも言えます。

ホストマザーとの交流や、そこで提供される食事では、ローカルフードや文化についても学ぶ事も出来ます。街中で使う英語やクラスメートとの交流でも英語を使う機会は多くありますが、英語力をきちんと向上させるのであれば、語学学校の先生からきちんとレッスンを受けるのが一番早いです。

そういう意味では、フィリピン・セブ留学が圧倒的にオススメなので、それが目的の方にはいいと思います。逆に、英語をアウトプットする環境が欲しい場合は、欧米留学がオススメです。

要点まとめ

目的によりセブ留学か、欧米留学か変わる為、何をしたいのか、何を学びたいのかをはっきりさせましょう。

フィリピン・セブの治安について


フィリピン・セブ留学でリーズナブルに効率良く英語学習が出来る事は、ある程度定着したと思いますが、実際の所、治安はどうなのでしょう。セブにいる友人に聞いたりすると、『セブは危ない』、『セブは危なくない』と両極端な意見があります。

これはどちらも正解です。要は、その人の活動範囲がどこなのかという事です。実際、セブには治安の悪いエリアもありますし、普通の生活が送れるエリアもあります。なので、海外旅行における最低限度のリスク回避だけしておけば、基本的に留学生活で危険に巻き込まれる事はほぼないです。

・財布をそのまま持ち歩かない
・夜に一人歩きはしない
・大金を持ち歩かない

上記ポイントは、海外旅行に行けば、基本中の基本です。留学生活でも同じで、ここを守っておけばほぼ大丈夫です。現状、留学生活で被害に合うパターンとしては、『ひったくり』、『ぼったくり』、『置き引き』が大半です。

ひったくり、置き引きについては、自己管理をしっかりしておけば防げますし、これはフィリピンというより、海外の観光地に行くと同じ事が言えます。また、ぼったくりについては、発展途上国であれば良くある事です。

というのも、フィリピンの平均月収は、約30,000〜40,000円です。その為、『日本人は誰もがお金持ちである』と思われていますので、常にそこは意識して生活をする事が大切です。

フィリピン・セブの物価について


さて、フィリピン・セブ留学は安い、そして、フィリピン人の月収も約30,000〜40,000円という事なので、物価についても見ていきましょう。

・タクシーの初乗り料金:約80円
・ミネラルウォーター(500ml):約20円
・ビール(350ml):約90円
・ジュース(350ml):約30円
・パン:約10円
・ラーメン(日系):約800円
・ローカルレストラン(モール等):約300円程度

イメージ的には、日本の物価の半分かそれ以下が大半ですが、ラーメン屋や日本食レストランに行くと、フィリピンに限った事ではありませんが、日本と価格的にはほぼ変わりません。むしろ日本よりも高い場合もあります。

ですが、ラーメン屋に行くと、フィリピン人でいつも満員になっています。平均月収から見ると、一杯800円のラーメンは非常に高いはずです。フィリピンは発展途上国でありますが、中間層がほぼおらず、富裕層か貧困層のどちらかになります。

その為、お金を持っているフィリピン人は日本人よりも普通に持っていますし、豪華なコンドミニアムにも住んだりしています。職種的には、医者、弁護士、不動産、貿易関係が多いです。

フィリピン・セブの行き方について


フィリピンには渡航するには何パターンかあります。

<マニラに行く場合(直行便)>
・成田ーマニラ(ジェットスター航空、セブパシフィック航空、JAL、フィリピン航空)
・羽田ーマニラ(JAL、フィリピン航空、)
・関空ーマニラ(エアアジア、ジェットスター航空、セブパシフィック航空、JAL、ANA、フィリピン航空)
・福岡ーマニラ(セブパシフィック航空、ANA、フィリピン航空)

<セブに行く場合(直行便)>
・成田ーセブ(セブパシフィック航空、フィリピン航空、ANA)
・関空ーセブ(ANA、フィリピン航空)

首都のマニラ、一番学校数が多いセブへの行き方(直行便)となりますが、経由便を使うと費用的には少し安く行く事が出来ます。また、バコロド、イロイロなどの地方エリアに行く場合は、マニラやセブで国内線に乗り換えて行く必要がありますが、留学費用を安く抑える事が出来ます。

フィリピン・セブ留学の海外保険について


留学に行く場合は、旅行と同様に、海外留学保険の加入は必須です。その際に注意するポイントは、『キャッシュレス』対応が出来るかどうかが大切です。

実際、病院に行く時は、緊急である場合も結構ありますので、その際にキャッシュレス対応でない場合は、その場で一旦費用を立て替える必要があります。

帰国後、領収書を保険会社に送り、キャッシュバックを受けるような流れになりますが、キャッシュレスの場合は、その場で支払う費用は無く、病院側と保険会社側がやり取りをするので、病院に行った時の流れがスムーズです。

フィリピン・セブに持っていくと便利な物

パスポート 有効期限にご注意ください。滞在期間+6ヶ月が必要です。
航空券 フィリピン入国時に、復路の航空券もしくはフィリピンを出国する航空券が必要です。
お金 現地費用+お小遣い
海外保険証券 入学時に提示が義務付けされている学校もあります。
衣類 1週間程度ローテーション出来る量。週2-3回の洗濯があり、2日を目処に仕上がります。
タオル バスタオル、フェイスタオル
洗面具 シャンプー、リンス、トリートメント、ボディーソープ、歯ブラシ、歯磨き粉、トイレットペー
パーを少なくとも1ロール
化粧品 基礎化粧品に加えて日焼け止めのご用意もおすすめします。必要な方はメガネやコン
タクト用品も。
常備薬 風邪や下痢に備えて、日本で服用経験がある薬のご用意をおすすめします。
文法書 日本語の参考書があると、予習・復習に便利です。
筆記用具 現地購入も可能。
カード類 国際キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード
レジャー用品 水着、サンダル、サングラス、帽子、日焼け止め、虫除け
充電器・変圧器 220V / Aタイプ(フィリピン)
100V / Aタイプ(日本)

日本資本と韓国資本の語学学校の違い

  日本資本 韓国資本
学生の国籍比率 日本人:60-70%
韓国人:10%
台湾人:10%
タイ、ベトナム等:10%
韓国人:60-70%
日本人:20%
台湾人:10%
タイ、ベトナム等:10%
食事 和食ベース 韓国料理ベース
日本人スタッフ 常駐 基本常駐
(不在の場合もあり)
講師の特徴 日本人の特徴を熟知している ひとりの留学生として教えられる

最近は、そこまで韓国資本と日本資本で差はなくなりつつありますが、それでも変わる部分としては、『食事』・『国籍比率』です。というのも、シンプルにメインの国籍に合わせた食事の提供や、学生を集客する国に資本があるとマーケティングもし易いからです。

そうはいっても、一つの国からの集客だけだと学校運営が成り立たないので、最近は、韓国資本の学校でも、和食の提供が定期的にあります。

その中でも特に資本によって違いがあると言えば、日本資本の学校は日本人留学生が多い為、そこで教えるフィリピン人講師は、日本人の英語につまずくポイントや、発音の癖、効率の良い授業構成というのを熟知しています。その為、限られた時間の中でも最大限コスパの良い留学が出来ると思います。

基本的な語学学校の選び方


フィリピンには、セブだけでも語学学校は、現状で約150校以上はあります。もちろん、マニラ、バギオ、クラーク、バコロド、イロイロ、ダバオといったエリアにも語学学校はありますので、トータルだと数えきれない程の学校があります。

そして現実問題として、毎年いくつかの学校が倒産、もしくは吸収合併が行われています。加えて、新しく語学学校も立ち上がったりもしています。その環境の中、ネットには無数の情報があり、どれが自分にとって最適な学校かどうかを見つけるのは難しいです。

よく『失敗しない学校の選び方』のような記事がネット上には多くありますが、そもそも失敗の定義もよく分かりませんし、英語を学習出来るという点では、どこの学校もクリアしています。

シンプルに『自分の目的を明確にする事』、そして、それを達成する為に必要な学習内容や準備を把握する事です。これが出来れば、学校選びはスムーズに進める事が出来ます。

学校によって特色は様々で、会話に強い学校、テスト対策に強い学校、親子留学に特化した学校等がありますので、まずフィリピン留学に行く理由を考え、それが達成しやすい学校を選ぶようにしましょう。

目的:海外インターンシップに参加したい
<学習内容>
①日常会話は困らないレベルまで向上→スピーキングに強い学校
②単語・熟語力の向上→単語テスト、義務自習制度がある学校
③コミュ力の向上→国際色が豊かな学校

このように、大枠の目的と対策を決めます。後は、『エリア、部屋割り、学校規模、予算』を決めますが、これは本質的な目的ではないので、好みで決めてしまっていいです。特に予算が決まると、エリア・部屋割りも紐づいて決まります。
(エリア・部屋割りにより学費が異なる為)

学校規模については、予算はほぼ関係なく、完全に好みの問題です。小規模学校(100名前後)、中規模学校(100-200名)、大規模学校(200-300名)と分かれますので、自分が馴染みやすい規模感を選ぶといいと思います。

フィリピン・セブ留学で成功する人・失敗する人


セブ留学で成功する人、失敗する人という風に言うと、少し語弊があるかも知れませんが、シンプルに言うと意味ある時間を過ごすかどうかです。

結局の所、セブ留学がどれだけ安くて、マンツーマン授業が多くてコスパが良いと言われても、魔法ではないので、目的を持って勉強をしないと、ただ時間とお金が無駄になります。きちんと目的を決めて、それを達成する為にセブ留学に行く。といったイメージがベストです。

外資系への転職、就活前のTOEICスコアアップ、ワーホリ・インターン準備といったような目的があれば、達成するには、『何が必要か』が見えてきます。それをリスト化して、後は集中してやり込むだけです。

要点まとめ

ただシンプルに行き、現地で何とかなるという考え方はNG
時間には限りがあるので、1秒も無駄にしないように時間を過ごしましょう!

フィリピン・セブ留学での週末の過ごし方


留学でのクラスは、月曜日〜金曜日が基本です。土日は学校がお休みになるので、学生によって過ごし方は様々です。カフェに行ったり、ショッピングに行ったり、学校で勉強をしたりなどが多いです。

または、発展途上国であるフィリピンという国だからこ学べる事、例えば、孤児院での交流だったり、ボランティア活動などです。NGO団体も結構ありますので、そう行った活動をする週末でも良いと思います。

また、南国リゾートセブなので、学生同士でリゾートプールや海に行って遊ぶのもありです。ホエールウォッチングのツアーなど、リゾートを活かしたアクティビティも多い為、週末を利用して色々経験する事が出来ます。

ですが、あくまで英語学習が本来の目的で行っている人がほとんどなので、週末の過ごし方もバランスを取りながら息抜きをしましょう。

フィリピン・セブ留学後の進路について


セブ留学後の進路は人それぞれです。国内外就職、ワーホリ、インターンシップなど、選択肢は多くありますが、きちんと計画を立てないと本末転倒になる事もありますので、事前の計画は非常に大切です。

インターンシップに行きたい人

最近一番人気のインターンシップです。インターンシップは、ワーホリよりもキャリア重視をする方にはオススメで、実際にインターン先の企業のスタッフの一員となって業務を担当します。

英語を使いながらのインターンは、圧倒的にアウトプットをする事が出来るのと、実践的な環境で英語を使う事が出来るので、スピーキング力やコミュニケーション能力を一気に伸ばす事が出来ます。

帰国後の転職活動にも有利ですし、特に最近はマレーシアインターンが人気です。マレーシアの特徴をまとめました。

・日本から近いという事
・物価が安く、生活コストが安い
・英語が公用語
・治安が非常に良い
・親日家が多い
・IT大国、平均年齢が20代前半
・多宗教・多民族国家
・ベンチャーが多い

マレーシアが最強のインターンシップ先である理由マレーシアという国 マレーシアという国は、東南アジアの中心に位置しており、『アジアの優等生』として知られています。今回の記事では、...

インターンに参加する上でほぼ完璧な環境が整っています。まずは、日本からも近く、滞在コストが安いのは非常に大切です。多民族・多宗教国家の為、公用語が英語となり、インターン先には、マレー系、中華系、インド系など様々な人種のスタッフが勤務しています。

文化背景やそれぞれの人種の考え方などもインターンシップを通じて学ぶ事が出来ます。実はこういった部分は、英語を流暢に話せるようになる事以上に大切で、どんな人とも上手くやれるスキルは、グローバル社会では必須のスキルです。

これからの日本は、少子化がどんどん進み、日本人だけでは成り立たなくなった企業は、技能実習生制度を利用したり、就労ビザを発行して海外からの労働者に頼るしか選択肢はありません。

その大部分はアジアからの労働者になりますので、語学スキルよりも、アジア事情を知ってる人材、上手くコミュニケーションが取れる人材が企業では重宝されます。

これは国内に限った事ではなく、海外で働く時も『コミュ力』は非常に重要です。そういった部分をマレーシアインターンを通じて学ぶ事も出来、IT先進国、若くて勢いのある国、ベンチャー企業という素晴らしい環境での経験は必ず役立ちます。

ワーキングホリデーに行きたい人

次にワーホリに行きたい人は、事前に計画を立てる事をオススメします。今まで多くの学生をワーホリに送り出して来ましたが、一部の学生は日本食レストランやお土産屋などでアルバイトをし、そこまで語学力が必要の無い環境で、日本人同士で時間を過ごすパターンがあります。

特に悪い事ではないのですが、ワーホリで敢えてする事でもないと思います。シンプルに時間を売って、お金を稼いでるだけなので、折角のワーホリがもったい無いです。

そうならない為には、セブ留学できちんと英語のベースを作り、ワーホリではアウトプットがたくさん出来る環境、スキルアップやコネクション作りが出来る環境でアルバイトをする事をオススメします。

1年間という長い期間なので、惰性で過ごしがちなのですが、限られた期間で一つでも多くの選択肢を作る事が出来れば、人生をより豊かにする事が出来るようになります。

【2020年度】ワーホリに参加出来る国まとめ『ワーキングホリデー』という制度は、1980年12月に初めてオーストラリアと日本の間で始まりました。そもそも、ワーホリ制度というのは、1...

海外就職をしたい人

人件費の高い日本は、国際市場ではただでさえ相対的に不利な立場ですし、労働人口もどんどん減少している環境の日本は、今後経済的に良くなる状況ではないというのは明らかです。

その解決策として、技能実習生の受入や就労ビザの緩和だったりする訳で、それが進めば進むほど、多くの職種で日本人の給料は上がる事は期待出来ないですし、失業率も上がっていきます。(要は、高い人件費の日本人を雇用する意味が無くなるという事です)

こういう状況を理解していれば、日本ではなく、海外就職という選択肢が出てきます。もしくは、海外向けに売れそうな商品を作っている会社に就職して、海外赴任するのも一つです。

これからの選択肢で、海外就職はごく一般的になりますし、IT技術の発展で国境というハードルもなくなり、よりボーダーレス化が加速していきます。

国内就職をしたい人

国内就職をするにあたって、出来る限り稼ぎたい人は、業種の選定が非常に重要です。まず外せないのは、IT業界、金融業界、不動産業界あたりです。このあたりの職種で上手くやれば、年収1,000〜3,000万円程度は見えてきます。

そこをさらに越えたい人は、起業だったり、フリーランス、もっというならブロガーだったり、最近のトレンドで言うと、youtuber等、そういった仕事なら年収は無限に増やしていける可能性があります。

特にyoutuberに限らず、動画ビジネスは今後どんどん大きなマーケットになります。というのも、2020年に5Gが実装されれば、動画再生に対するストレスも一気になくなり、より動画が身近になっていきます。そこを上手くビジネスに活かす事が出来れば、より収入面ではアドバンテージになります。

また、セブ留学で身に付けた英語を活かして仕事をするなら、オリンピック含めて、今後訪日観光客が増える事が予想出来るホテルだったりインバウンドビジネスは良いと思います。

ただ、シンプルに英語が出来る人材は珍しくないので、英語に加えて自分の強みが活かせる、例えばITリテラシーがあったり、財務能力があったりなどの知識をつけておくと唯一の存在になれるチャンスはあります。

インターンとワーホリはどっちがいいのか

そもそも、ワーホリというのは、海外に長期滞在出来る制度(ビザの一種)の一つなので、ワーホリ制度を利用して、インターンをする場合もある為、海外インターンとワーホリを比較するというのも変ですが、一般的なイメージとして、海外インターンは『企業で働く』ワーホリは『アルバイト生活』というイメージを持っている人が多いと思います。

基本的に、インターンは、目的を絞って企業で英語のアウトプットをしながら、キャリアアップをしていく。ワーホリは、1年間という期間の中で、様々な活動を通じて自分自身の成長機会を作る。という所です。

【徹底比較】インターンシップとワーホリはどっちが良いの?さて、今回は海外インターンシップとワーキングホリデーの比較について書いてきます。日本を出て、海外で活動するという事自体に変わりはありませ...

ワーホリに行く人がしてる残念な勘違い

①1年行けば、英語がペラペラになる
②将来役立つスキルが身につけられる
③現地で実践的な働く経験を積むことが出来る

【悲報】ワーホリに行く人がしてる残念な勘違い2ヵ国留学とは? ここ数年、『2カ国留学』というキーワードが、どこの留学会社でも言われるようになりました。ですが、ほとんどの場合、『セ...

まとめ

グローバル化の流れは止めれ無いので、どんどん日本にも海外人材が流入してきます。そこでは、英語力などの語学スキルだけではなく、プラスで自分にしか出来無いスキルを持つ事で、希少価値の高い存在になる事が出来る為、起業した場合、組織に就職した場合のどちらでも、自分の領域を発揮していく事が出来ます。

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