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2ヵ国留学とは?
ここ数年、『2カ国留学』というキーワードが、どこの留学会社でも言われるようになりました。ですが、ほとんどの場合、『セブ留学+オーストラリア、カナダ』といったパターンです。
この留学スタイルが定番になった理由は非常にシンプルです。元々、海外留学や進学と言えば、アメリカ留学が主流でしたが、費用が高く、ビザ規制により、ここ数年徐々に留学生数が下がってきました。
そして、次に人気の留学先である、オーストラリアやカナダは、『ワーキングホリデー制度』を利用して留学に行くことが出来る為、費用面の心配もそこまですることなく、渡航することが出来ることから、留学先としては治安も良く安定した人気があります。


2カ国留学が流行ったキッカケ
ではなぜ、ワーキングホリデー制度があるオーストラリアやカナダの前に、『セブ留学』に行くようになったのか。これは、オーストラリア等にワーホリに行っても、直ぐに仕事が見つけることが出来ず、結果的に、『ジャパニーズレストラン(日本食の居酒屋等)』等に流れ着く人が多いからです。仕事が見つけられない理由としては、シンプルに英語力が足りないからです。
特にコミュニケーション能力(実践英会話力)の不足です。日本の英語義務教育では、文法や読み書きはしっかり学習出来るシステムになっていますが、会話の学習時間が極端に少ない為、読み書きは出来ても、会話が出来ない人が自然と多くなります。
それを解決する為、セブ留学に会話を勉強しに行く人がここ数年一気に増えたという流れになります。セブ留学で3ヶ月程度、英語漬けの日々を送ることで、ある程度の会話力を身に付けることが出来る為、その後ワーホリに行き、現地で経験出来る幅が増えるということです。

そもそも、ワーホリは必要なのか、必要でないのか
そもそも、ワーホリというのは、1980年12月に初めてオーストラリアと日本の間で始まりました。18歳から30歳の日本国民であれば、協定を結んだ外国に1-2年の長期滞在ビザが降りる制度で、その間は就学、旅行、就労といったような生活する事を許可された非常に貴重な制度です。
ワーホリ制度自体は、素晴らしい制度なのですが、上手く活用仕切れていない人が多いです。実際、セブ留学に参加するしないに関わらず、オーストラリア等にワーホリにいっても、アルバイト生活をしている人が大半です。
アルバイトをしながら、色々なところに旅に出掛け、様々な経験をすることがワーホリの目的の一つなので、特にアルバイト生活を現地で送ることは悪いことではありません。
しかし、帰国後の進路はどうでしょう。ワーホリの経験を活かして、キャリアアップが出来ている人は多くありません。
ワーホリ帰国後にキャリアアップが出来ない人とは・・・
結果的に、年齢だけが上がり、市場価値が下がり、英語や海外に関係の無い職種に転職するパターンが結構多いです。原因は、『計画性の無さ』です。
ワーホリ自体が良い悪いではなく、まず『何の為にいくのか』ということを明確にする必要があります。ワーホリに行き、様々な出会いや発見があるかもしれません。
そこで増えた選択肢が将来に繋がる可能性だって往々にしてあります。このように、一見、選択肢を増やすことは、自分にとって良さそうに思えますが、実はそうではありません。
選択肢を増やすことは、ある意味『時間の無駄』となる場合もあります。というのも、がむしゃらに様々なことに時間をかけたり、努力をしても、それが上手く行くかどうかなんて分からないからです。
上手くいってる人と上手くいっていない人を比較
上手くいってる人と上手くいっていない人を比較してみると、両方で様々なチャレンジをしたり、努力をしていたりします。これは事実です。ですが、決定的な違いは、『正しい努力』が出来ているかどうかです。
計画無しに物事を始めたって、どこに注力すれば良いか分から無いですし、色々経験しているように見えて、結果的に時間を無駄にしていることが大半です。(しかもそれに気づいていない人がほとんどです)
つまり、『正しい方向で、適切な量をこなす努力』をすると、上手くいく可能性が高くなるということです。

ワーホリに行くのであれば、何の為に行くのかを明確にしましょう。自分の決めた目標を達成する為の一つの手段として、ワーホリという選択肢があるということをまず把握しましょう!

ワーホリを失敗しないようにするには・・・
ワーホリに参加する前に『ゴールを決めること』です。ゴールが決まれば、それを達成する為に、『やるべき事』が明確になってきます。
それをリストアップし、時間軸に落とし込み、今日中にやる事、今週中にやる事、来週中にやる事等、『やる事』と『スケジュール』を合わせていきます。そのリストの一つにワーホリが入っていれば、ワーホリに行けばいいと思います。
これが出来れば、後は目の前の事をやり込むだけで自然とゴールが達成出来るようになります。この繰り返しこそが成長に繋がりますので、これをせずに、目の前にある事をがむしゃらにやったり、下手に選択肢を増やす為に資格を取ったりすると残念な結果になってしまいます。
ワーホリに行く人がしてる残念な勘違い
ワーホリに行く人のほとんどが勘違いしていることがあります。
①1年行けば、英語がペラペラになる
②将来役立つスキルが身につけられる
③現地で実践的な働く経験を積むことが出来る
新しい2カ国留学のカタチとは

<ワーホリに行くメリット>
・アルバイト生活をしながら、各地を旅出来る
・様々な経験が出来る
・海外に長期滞在出来る
<ワーホリに行くデメリット>
・惰性で滞在しがちになり、時間の無駄になる。
・アルバイトでは、将来役立つスキルを学びにくい。
・ワーホリ自体が目的になりがち。
さて、セブ留学+ワーホリという2カ国留学のメリット・デメリットが分かった所で、最近人気の新しい2カ国留学のカタチを紹介します。セブ留学に行くという点では同じですが、2カ国目がワーホリというカタチではなく、インターンシップというカタチです。『留学+ワーホリ』ではなく、『留学+インターン』の2カ国留学です。
なぜ、留学+インターンなのか
インターンシップとワーキングホリデーって、そもそも何が違うのでしょうか。どちらにもメリット・デメリットがあるので、『一体自分の目標は何なのか』を明確にする必要があります。
ただ海外に滞在したい等であれば、ワーホリの方がいいですし、現地の企業に溶け込み、就労を通じて、文化やスキルを学び、自分自身のレベルアップをしたい人にはインターンの方が効率よく時間を過ごす事が出来ます。
そういった意味で、最近は帰国後のキャリアを考えた上で、ワーホリではなく、インターンに参加する人がどんどん増えてきています。特にマレーシアインターンは、英語圏という環境、且つ、多民族・多宗教国家の為、英語を使って企業でインターンが出来る以上に歴史や異文化についても学ぶ機会が豊富にあります。

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