働き方改革が大きく進み、リモートワーク、在宅勤務などが一般的になり、それに伴い、複業(副業)も増えてきました。このように、一つの会社だけで定年まで働くという形がなくなりつつあります。
というのも、終身雇用制が終わり、様々な仕事を経験することの方がむしろ求められています。今回の記事では、転職活動で、「成功する人」と「失敗する人」の行動の違いを解説していきます。
転職活動をしている人、転職を考えている人は是非、参考にして下さい。
目次
転職活動に「成功する人」の特徴とは??
転職活動に成功している人には、共通した特徴があります。長期的にプランを立てながら、目標設定がはっきりできている人です。「なぜ今回、転職をするのか」を考えることが大切です。
①自分の弱点や改善点を理解している
②客観的に自分を分析することができる
③自己アピールをしっかりすることができる
④一つの企業に固着しない
⑤年収や待遇が最重要ではない
⑥履歴書、職務経歴書の使い回しをしない
⑦転職するタイミングを見極める

①自分の弱点や改善点を理解している
転職活動で一番大切な項目である「自己分析」です。自己分析をすることにより、弱点、欠点、改善点などを可視化できるようになります。
もちろん、マイナス面だけではなく、人よりも有利なスキルや得意なことを可視化することも大切です。ここでは、弱点を可視化し、どのような行動を取れば、プラス面に転換できるかを考えましょう
②客観的に自分を分析することができる
自己分析をする上で、客観的に自分を見てくれる人、例えば、家族や同僚、転職エージェントのスタッフなどの意見はしっかり聞く姿勢を持ちましょう。
客観的だからこそ見えてくる「マイナス面」・「プラス面」があるので、しっかりと自分に落とし込みながら、自己分析を深堀していきます。

③自己アピールをしっかりすることができる
自己分析をする中で、自分のマイナス面を全て克服できればいいですが、完璧にするこは難しいです。欠点の部分を面接で質問をされた時は、欠点を上手くにプラスに変えて乗り切りましょう。
また、自分のプラス面も謙遜せずに、どんどんアピールしていくことも重要です。その会社に入社すれば、「どのような活躍ができるか」を面接官にイメージしてもらうことが大切です。

④一つの企業に固着しない
求人情報を見ていると、自分の興味があるところに目が行きがちです。企業をチェックする時は、「興味がある、やりたい仕事がある」という点で探すことも大事ですが、
なによりも、「できる仕事がある」という点で探すことが大事です。というのも、興味や、やりたいという気持ちが環境によって変わってしまうからです。
そうならない為に、「自分ができる仕事」という、変わりようのない点で動くことで、ミスマッチもなくなりますので、様々な企業に応募し、自分の可能性をチェックしましょう。
⑤年収や待遇が最重要ではない
「やり甲斐」、「年収」、「待遇」など、自分が理想とする条件を見つけることはかなり難しいです。その為、自分の中で譲れない条件に優先順位をつけ、転職活動を進めましょう。
当たり前ですが、条件を絞り過ぎない方が、企業数の候補は増えます。とはいえ、手当たり次第に面接を受けても時間の無駄になってしまいます。
その為、自分が興味を持っている企業+ポテンシャルとしていくつかの企業を見ておくと丁度いいです。
⑥履歴書、職務経歴書の使い回しをしない
履歴書、職務経歴書は、その企業ベースで職務内容を書くことが基本です。過去の経験やスキルが同じであっても、どのようにアピールするかは、企業により異なります。
どの企業に当てはまるような内容だと、汎用的になってしまうので、自分をしっかりとアピールすることができません。
せっかく面接の時間を作ってくれている人事の方にも失礼なので、履歴書、職務経歴書は、しっかり一社ごとに書くようにしましょう。

⑦転職するタイミングを見極める
転職活動において、募集状況は水物です。タイミング良く募集されているかどうは、運次第でもありますので、見極めが大事です。一般的には、3〜4月の年度末前後、9〜10月ころなどは、転退職者の補充などで中途採用が増える傾向があります。
外資系やグローバル企業に関しては8月のお盆シーズン、12月のクリスマスシーズンを除いて通年行っています。
もちろん採用が増える時期は業種によっても違ってくる為、希望する業界の情報収集を常に行いましょう。
転職活動に「失敗する人」の特徴とは??
転職活動に成功している人に共通した特徴を解説してきましたが、残念ながら失敗する人にも共通した特徴があります。
①転職の目的が明確でない
②他責思考の人
③将来のやりたいことがない
④現実逃避をしている
⑤自己分析ができていない
⑥事前の対策や準備をしない

①転職の目的が明確でない
まず、転職をする時は、目的を明確にする必要があります。「なぜ、転職をするのか」を徹底的に考えましょう。ここでよくあるのが、ネガティブな理由で転職をする人は、失敗しやすい傾向があります。
例えば、人間関係、待遇関係などです。面接では、転職の目的は必ず聞かれるポイントなので、転職理由のメインがその場合は、採用されない確率が高いです。
②他責思考の人
上記で、転職の理由が、人間関係や待遇関係である場合、「それは、自分ではなく、同僚や上司、会社が悪い」と考える人は、ほとんどの確率で転職は失敗します。
普通に考えて、次の転職先でも同じ状況になった場合、辞めてしまう可能性が高いからです。
大抵の場合、同僚や上司や会社が悪いというよりも、自分自身に問題があることが多いので、「なぜ、人間関係や待遇関係で不満なのか」を徹底的に分析する必要があります。
③将来のやりたいことがない
転職をすると、少なくとも数年間は時間の大半を転職先で費やすことになります。その為、転職先でどのような仕事をしたいかをイメージすることが大切です。
5年先は分からないにしても、2~3年先ぐらいまでは、ある程度の計画を立てておくと、面接官も採用後のイメージがしやすくなります。
キャリアアプランを立てる上で、「目標設定」、「やることリストの明確化」、「優先順位をつけて取り組む」といった流れが必要となりますので、それに合わせて、志望動機を作成するようにしましょう。
④現実逃避をしている
現職の仕事内容が面白くない、なんとなく辞めたい、といったように現実から目を背けている人は、どんな職場でも上手くいきません。そんな人を採用したい会社なんてあるわけがありません。
こういう場合、「なぜ、面白くないのか」、「なぜ、やる気が出ないのか」この2つについて考える必要があります。どの会社でも業務内容に違いはあれど、組織として大差はありません。
自分の考え方一つ変えるだけで、プラスにもマイナスにもなりますので、自分と向き合うことが重要です。
⑤自己分析ができていない
自己分析をやった気でいる人は要注意です。自己分析をした上での自己評価と他己評価があまりにもかけ離れていると、転職は失敗します。
例えば、大企業にいて、役職もあり、高給であっても、ベンチャー企業では通用しないことが良く起こります。転職をするにあたり、肩書きや高給だったという考え方は捨てましょう。
シンプルに、どんな経験があり、どんなスキルがあるのか、それをどのように活かすことができるのかを分析しましょう。
⑥事前の対策や準備をしない
事前準備は大切です。冷静な状態で情報収集をする為にも、転職活動は在職中から始めることをおすすめします。勢いで退職してしまうと、毎月の給料がなくなります。
その場合、冷静な判断ができなくなる可能性がありますので、在職しながら給料を貰うことで精神的な安定感を保ちつつ、業界研究を行っていくことが大切です。
もちろん、退職してからの方が、自己分析や業界研究に当てる時間は増えますが、それ以上に毎月の固定給があることは重要です。

効率良く転職を成功させるには?
効率的に転職を成功させるには、転職エージェントを利用することがオススメです。
①非公開求人を多数保有している
②利用手数料が無料である
③給料交渉を行ってくれる
④履歴書添削、面接対策をしてくれる
このように、求職者側にとって、転職エージェントを利用しない理由が、逆にありません。無駄な時間をかけずにスムーズに転職を進めたい人は、必ず転職エージェントに登録することをお勧めします。

①非公開求人を多数保有している
転職エージェントだけが保有している求人も多くあります。また求人は水物なので、登録さえしておけば、その時にマッチする求人を紹介してくれます。特定の業界に特化した転職エージェントもありますので、確認しておきましょう。
②利用手数料が無料である
転職エージェントの仕組み的に、求職者(利用する側)が、費用を一切支払う必要はありません。基本的に、求人側が転職エージェント側に支払いする仕組みなので、無料で転職サポートを受けることができます。
<求職者側>:無料で利用可能
<転職エージェント>:就職が決まれば、手数料を求人側から貰う
<求人側>:就職が決まれば、手数料を転職エージェントに支払う
③給料交渉を行ってくれる
上記で解説した通り、転職エージェントの売上(手数料)は、求職者の年収によって決まります。その為、転職エージェントを利用することによって、転職エージェントのスタッフも、企業側に上手く給料交渉をしてくれます。
④履歴書添削、面接対策をしてくれる
転職エージェントは、完全に成果報酬となりますので、求職者を企業に就職させて初めて、企業側より手数料を貰うことができます。その為、履歴書を添削したり、または面接対策をしたりなど、就職できるようにサポートしてくれます。
面接に向けてすること「4つ」
実際に企業への面接に望む前に、次の点を意識して進めていきましょう。
①これまでのキャリアを振り返る
→職務経歴書は非常に重要です。この企業で「どう貢献できるか」を判断されます。
→どういう意図で、これまでのキャリア選択をしてきたのかを説明できるようにしましょう。
②転職エージェントの活用
→非公開求人も多くありますので、効率良く自分に合う企業を見つけることができます。
③面接で聞かれることを想定する
→面接をイメージしながら、自分をしっかりアピールポイントを確認する
→貢献できるということをアピールする
④企業研究を行う
→業界の動向を把握しておく
海外留学やインターンの経験を活かした企業に転職をしたい人は、オンライン英会話サービスを利用して、面接のトレーニングをすることも良いでしょう。

優良求人が多い転職エージェント3つを紹介
転職活動を上手くするには、転職エージェント選びが重要です。これから紹介する基準をベースに、おすすめの転職エージェントを紹介していきます。
①:優良求人数が多い
②:内定率が高い
③:求人情報を常に更新している
特に、求人情報は変動が多いので、常に情報をアップデートしている求人情報転職エージェントはおすすめです。
顧客満足度No1を多数受賞の【ネオキャリア】

ネオキャリアは、第二新卒・20代専門の転職エージェントで、1人当たり平均10時間の手厚いサポートで、転職サポートを行っています。内定まではもちろんのこと、入社後のアフターケアも安心です。
豊富な経験を持つキャリアアドバイザーが将来像や希望、適正を踏まえた上で求人を紹介してくれます。
また、ネオキャリアが紹介する企業は、キャリアアドバイザーが全て訪問し、おすすめできる企業のみを選定しているので、ミスマッチも少なく、効率的に転職活動を進めることができます。
迷ってる人は、日本最大級の求人数を掲載の『doda』がオススメ!

dodaは、大手・優良企業を中心に常時豊富な求人情報を掲載している転職サイトで、毎週更新される求人特集や、定期的に更新される新着求人からあなたにマッチした求人の検索と応募が可能です。
職種、年齢、経験を問わず、さまざまな方にご利用いただけます。dodaのキャリア専門スタッフが、あなたの希望や適性に合った求人のご紹介をし、その求人数は、非公開求人を含む約10万件以上にもなります。
また、dodaが取り扱っている求人のうち、80%以上が一般には公開されていない非公開求人なので、自分では見つけることができない求人も、dodaに登録することで見つけることができます。
dodaの最大の特徴は、応募書類だけでは伝わらない人柄や志向を推薦状にまとめ、履歴書・職務経歴書に添えて企業にアピールすることで、選考通過を後押ししてくれるところです。
外資系・グローバル企業・ハイクラス転職なら【JACリクルートメント】

JACリクルートメントは、外資系企業や海外進出企業など、グローバル企業への転職のサポートに特に強みを持っています。
業界・職種に精通した総勢400名の転職コンサルタントが、求職者のこれまでの経歴、今後の展望をヒアリングした上で、適切な求人を紹介しています。
業界屈指の豊富な求人数を誇り、国内大手、外資系、海外進出企業など、JACだからこそ紹介できる優良企業を20代後半〜30代の方を中心に紹介しています。
企業面接で抑えるポイント!
何事でもそうですが、ある程度の『はったり』を言うことは大切です。自分で大きく出て、最終的に帳尻を合わしていくことで限界突破をすることができます。面接でも同様に、いかに自分を企業側に売り込めるかどうかです。採用させることで、企業にどれだけメリットがあるかをきちんとアピールするようにしましょう。
①意思表示をはっきりする。(YES/NO)
②アピールポイントをゴリ押しする。(エピソードトーク)
③自信を持ち、仕事ができる感をしっかり出す
面接では、遠慮をする必要はありません。どんなことができて、どんなスキルを持っているか、ハッタリ気味でもいいので、厚かましくやることも大切です。いかに企業側に将来をイメージさせることができるかが、採用を勝ち取るカギでもあります。

ACQUIREは、世界30ヵ国以上への留学、100社以上へのインターンシップのマッチングサービスを運営しています。一人ひとりにぴったりな留学先・インターン先をご案内出来るように、常に情報をアップデートしています。