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【ワーホリ大国】オーストラリアのエリア情報まとめ

日本の面積の約22倍のオーストラリアは、エリアによって時差も違えば、季節も異なります。ワーホリで人気が高いエリアとしては、『シドニー』や『ゴールドコースト』ですが、それ以外のエリアにも魅力はありますので、各州の代表的な都市を見ていきましょう。

【ワーホリ大国】オーストラリアの基本情報オーストラリアは、語学留学を始め、ワーキングホリデーが人気で、毎年10,000人以上の留学生が日本から渡航しています!オーストラリアには...

クイーンズランド州

日本人旅行者が最も多く訪れる場所、クイーンズランド州。2つの世界遺産に挟まれた『ケアンズ』とビーチが続く『ゴールドコースト』が2大人気エリアで、世界的に希少な動植物との出会いも魅力です。

スタイリッシュな都会の雰囲気と、グレート・バリア・リーフに代表される美しく、壮大な自然と併せもつ環境、『Sunshine State』と呼ばれるほど過ごしやすい温暖な気候、州内を南回帰線が走り、温帯から熱帯性気候までをカバーしています。

若さと活気に溢れるクイーンズランド州は、国際的にも有名な観光資源が豊富に揃っており、また最高の教育と学習環境が留学生をより満足させてくれます。州都ブリスベンへの人口集中は比較的少なく、地方への分散化が進んでいる。面積は日本の約5倍、人口は約400万人。主要都市は、ケアンズ、ブリスベン、ゴールド・コーストなど。

<ケアンズ Cairns>


ケアンズは、世界遺産である『グレート・バリア・リーフ』への玄関口であり、温暖な熱帯海域でシュノーケリングやダイビングをすると、虹色のサンゴ礁や様々な海洋生物が出迎えてくれます。日本人観光客も多く訪れており、ほとんどの観光スポットが徒歩圏内でいけるくらいコンパクトな街で、世界中から数多くの人々が集まります。

人口は約16万人。日本からのワーキングホリデーに来る学生も多く、自然が多いためサービス産業を中心とした仕事が多いのが理由に挙げられます。ツアーガイド、お土産屋や免税店のスタッフ、ブライダルカンパニーのスタッフ、レストランなど、様々です。

また、その他エリアと比較して物価も安く、熱帯性気候のため、暖房もほとんど必要がなく、生活費を安く抑えることが出来る点も人気の一つです。雨季は、11月から5月。6月から10月は乾季であるがにわか雨が多くなりますが、最寒月でも、少し肌寒い程度のため、マリンスポーツに適したエリアです。

<ブリスベン Brisbane>


サンシャイン・キャピタルの愛称を持つクイーンズランド州最大の都市ブリスベン。オーストラリアでは第3の街です。政治・経済、ビジネスの中心都市らしく、主要行政機関や高層ビルが立ち並ぶ一方で、街の中心をブリスベン川が流れており、公園や街路樹などの緑豊かな自然も多く、近代都市と自然が絶妙なバランスで成り立っています。

ブリスベンには歴史的建造物と近代的な建造物が混在しており、街のどこにいても様々な風景を見ることができます。ブリスベンの楽しみ方は様々で、ゆっくりとした雰囲気の川沿いのガーデンを満喫した後は、市内散策をしたり、ショッピングをしたり、またブリスベン植物園ではサイクリング、カンガルー・ポイントではロープを使って崖を降りるアブセイリングにチャレンジする事もいいでしょう。その人のライフスタイルに合わせた楽しみ方が出来る街です。人口は約185万人。

<ゴールド・コースト Gold Coast>


ゴールドコーストといえば、南北に42kmにも及ぶ砂浜ではないでしょうか。州都ブリスベンの南約80kmにあり、車で約1時間の距離に位置しています。ビーチの白い砂は、パウダー状で、歩くと『キュッ』と心地良い音がする鳴き砂と言われています。

国際的なホテルやホリデー・アパートメントなどが立ち並ぶ観光地で、年間晴天率が300日以上と天気に恵まれたオーストラリアを代表する国際級リゾートとして世界中から多くの観光客が訪れています。

また、中でも有名な『サーファーズ・パラダイス』では、朝のビーチウォークがアクティビティとして人気を集めているほか、毎週夜に開催される『ナイトマーケット』では、ビーチ沿いに120以上のお店が立ち並び、お土産など様々な種類のアイテムを見つけることが出来ます。

日本人観光客が特に多く、定年後はゴールドコーストでのんびりと暮らすといった人も多く、食事や医療制度もしっかりしています。人口は約50万人。

ニュー・サウス・ウェールズ州

オーストラリアの経済・文化の中心地シドニー。オーストラリアの南東部にあり、東は南太平洋とタスマン海に面しています。オーストラリアの総人口の約3分の1がニュー・サウス・ウェールズ州で生活をしており、州都シドニーをベースに鉱業や農業、製造業、サービス業など、様々な事業展開がされています。

近代的な大都市と美しい自然が見事に共存しており、観光地としても、暮らす場所として魅力的な州です。冬季は大陸最高峰のコジアスコ山に雪が振り、北部の亜熱帯や最西部の乾燥地帯など様々な気候があります。人口は約690万人。

<シドニー Sydney>


南半球最大の国際都市、シドニー。ニュー・サウス・ウェールズ州の州都であり、オーストラリアのシンボルとして有名な2007年に世界遺産に登録された『オペラハウス』があります。シドニー交響楽団やオペラ・オーストラリア、オーストラリアン・バレエが本拠地としているこのオペラハウスは、14年の歳月を経て1973年に完成しました。

2000年に開催されたオリンピックの影響で一気に知名度が上がり、オペラハウスとハーバードブリッジの景色は、素晴らしい感動を与えます。また、世界3大美港に上げられるシドニー湾、ランドマーク的存在のオペラハウスなど、多くの観光客を魅了します。ボンダイ・ビーチではサーフィンのレッスンを受けられ、クージーの穏やかな海で泳いでみるのも楽しみの一つです。

または、静かで落ち着いたロックスの席畳の小道をゆっくり歩き、パディントン名物のマーケットや、ブティック、カフェなどでリラックスするのもいいでしょう。人口は約430万人。

<キャンベラ Canberra>


キャンベラは、シドニーから約300km、メルボルンから約650kmの位置にあります。キャンベラは、先住民アボリジニの言葉で、『人が出会う場所』という意味を持ち、同国の二大都市であるシドニーとメルボルンの間の首都をめぐる争いの末に選ばれたと言われています。

他のオーストラリアの都市とは異なり、キャンベラは都市全体が計画都市として設計され、アメリカの環境建築家ウォルター・バーリー・グリフィンの設計で、地形を生かした街が作られました。都市デザインは田園都市の影響を受けており、都市区域内には自然の植生の地域を組み込み、モダンな建物と自然がうまく調和しています。

湖の南側はキャピタル・ヒルと呼ばれ、連邦政府諸機関が集まった官庁街、各大使館などが集う国の中枢エリアとなります。北側のシティ・ヒルは、レストランやデパートなどがあるダウンタウンエリアになっています。

オーストラリアの首都機能を有するため、キャンベラには国会議事堂、高等裁判所のような官庁に加えて、国立博物館、美術館、図書館など様々な社会的、文化的な施設があります。

ビクトリア州

オーストラリアの東南部にあり、国土全体に占める割合は3%程度にも関わらず、人口は2番目に多い州です。コンパクトなエリアに多彩なアトラクションが凝縮されており、クラシックな石造りの建物とモダンな高層ビルがバランスよく並び、現代風でスタイリッシュなイメージを与えてくれます。

また、ビクトリア州の州都メルボルンは『学問の都』として知られており、オーストラリアの多くの州で「資源」が輸出額の大半を占めていますが、ビクトリア州では、『教育』がダントツのトップです。

教育・医療・インフラ整備などの評価に基づいた「世界で住みやすい都市ランキング2015」では5年連続1位に輝いています。州全体が温帯性気候に覆われ、四季折々の季節感も味わうことが出来ます。人口は約520万人。

<メルボルン Melbourne>


オーストラリア第2の都市で、ビクトリア州の州都。経済・金融の中心地であると同時に、ファッション・若者文化の発信地と言われています。

スタイリッシュで活気に満ち溢れた都市。名物でもある迷路のような路地には、おしゃれなカフェをはじめ、高級感溢れるバーやレストラン、ブティックが軒を連ねていて、歩いているだけで幸せな気持ちになります。また、スポーツやイベントも多数開催されており、1956年に南半球で最初のオリンピックが開催されました。

現在でも、テニス、F1、競馬など様々なジャンルのスポーツが実施されています。フェデレーション・スクエアに行けば、美術館や博物館、レストランなどの施設があり、その時の気分や目的によって楽しめることがたくさんあります。

リトル・ペンギン・ウォッチングで有名なフィリップ島、ワインの産地ヤラ・バレー、絶景の観光地であるグレート・オーシャン・ロードなど、オーストラリアの魅力が凝縮されています。

タスマニア州

バス海峡を挟んで、オーストラリア大陸の南に位置。国内で最も小さな州で、人間の手が加えられていない太古の大自然が現代も息づいている森と水の楽園タスマニア州。

世界で最も空気の澄んだ場所と言われるタスマニアの雄大な自然とユニークな動植物は、訪れる環境客を虜にします。陸地のほとんどは山岳地帯で、風光明媚な景観とオーストラリア大陸とは違った生態系の動植物などが、観光地として有名です。州都はホバート。人口は約50万人。

<ホバート Hobart>


ジョージア王朝時代の歴史ある建造物が建ち並ぶタスマニア州の州都ホバートは『世界で最も美しい港街』といわれています。ダーウェント川でクルーズやカヤックを楽しみ、サラマンカ広場でコーヒーを味わい、リバーフロントの石畳の通りに歴史を感じれば、この街の人たちがなぜリラックスしているか自然と理解することが出来ます。

オーストラリアで2番目に古い歴史があり、植民地時代の風情を体感することが出来、ウェリントン山頂からは、ホバートの街並みやブルーニー島、サウス・アーム、タスマン半島などを一望することが出来、南に広がる世界遺産地域までもが一気に見渡すことが出来ます。

ホバートから車で約30分のリッチモンドでは、オーストラリア最古の橋や牢獄を見ることも出来、地元のギャラリー作品を探すのも魅力的です。人口は約21万人。

南オーストラリア州

ワインカントリーとして近年注目を浴びており、ワイルドライフと美食の楽園、『南オーストラリア州』。州都はアデレードで、訪れた人をいつまでも飽きさせないことで有名です。

数多くの魅力的な要素があり、中でも、国内最大最長のマレー・リバー、野生動物の宝庫カンガルー島、ワインの産地バロッサ・バレーなどがあります。バロッサ・バレーへは、アデレードから車で1時間程で行くことが出来、世界的にその名が知られているワイナリーがあります。

ユーカリの木の下で地元産のワインを楽しみながら、のんびりと時間を過ごすのもいいでしょう。イギリスの植民地としてスタートした他の州とは異なり、流刑者ではなく自由移民が新天地を求めて開拓した歴史を持ちます。人口は約160万人。

<アデレード Adelaide>


オーストラリア第5の都市で、南オーストラリア州の州都。街全体が公園と緑に囲まれており、ゆっくりとした時間を過ごせる理想郷といわれております。

市内には石造りのクラシックな歴史的建造物が点在しており、計画都市として建設されたアデレードは、1840年に国内で初めての自治体となりました。

南オーストラリア州の約7割が集中するアデレードでは、徒歩で回れるほどの適度な広さの街で、多彩なレストランや美しい公園、ワイナリーなどが多く集まっています。アデレードは芸術の街としても有名で、ノース・アデレードには美術館や博物館、図書館などが建ち並んでいます。

また、自然豊かな公園でのんびりしたり、モールでショッピングをしたり、地元の特産物をマーケットで味見して回るのも旅の醍醐味です。人口は約110万人。また、カンガルー島では、その名の通りカンガルーを始め、アシカ、コアラ、ワラビーなど多くの野生動物が生息しています。「リマーカブル・ロックス」と呼ばれる風雨に浸食された巨大な奇岩の姿は景勝地として有名です。

西オーストラリア州

オーストラリアの西部にあり、大陸の3分の1を占める国内最大の州。広大な大地に多彩な表情を見せる西オーストラリア州。州都は、パース。洗練された街では快適な時間を送ることができ、地球の神秘が点在していると言われています。

人口約210万人のうち、約3分の2がパースに集中しており、北岸は、ティモール海、西岸はインド洋、南岸は南極となり、州のほぼ中央を南海帰線が走っています。

『教育都市パース構想』を掲げる西オーストラリア州への留学生数は年々増加しており、パースの5つの大学、専門学校、英語学校などで、140を超える世界の国々から年間47,000人以上の留学生を受け入れています。

海外出身者が人口の30%以上を占めるパースの人々は、留学生を暖かく迎え入れ、すぐにパースの雰囲気になれるでしょう。また、パースから海岸線を北に車で約3時間のところに位置するナンブング国立公園には、『荒野の墓標』と呼ばれる砂漠の奇岩群ピナクルズがあります。

<パース Perth>


太陽が降り注ぎ、美しい自然とくつろぎの時間が楽しめる州都パース。南を流れるスワン・リバー沿いに公園や高層ビル群を眺めながら歩くだけでも、パースならではの暮らしができるでしょう。

市内にいくと、モールでショッピングを満喫することが出来、またカフェやレストランなども多くあり、魅力的な街です。

歴史ある港町フリーマントルでは、毎日がフェスティバルのような華やかな雰囲気があり、新鮮なシーフードを味わうことが出来ます。パースを一望できるキングス・パークは、見事な眺望はもちろん、美しいガーデンやアボリジニの史跡など、観光客の人気を集めています。

パースの北、インド洋に突き出たシャーク湾は、豊かな海洋生物の宝庫として世界遺産に登録されています。110kmに渡り真っ白なな貝殻で埋め尽くされたシェル・ビーチは4,000年以上も前から貝殻が堆積し、10mもの深さと言われています。人口は約150万人。

ノーザン・テリトリー

先住民アボリジニの聖地でもあり、荒々しいまでの自然が横たわるノーザンテリトリー。州都はダーウィン。オーストラリアの中央北部にあり、国土の6分の1を占める。貴重な野生動物や目を見張るアウトバックなど、『冒険の地』にふさわしい魅力が溢れています。

州の北部地域はトップエンド、州の南部に当たる大陸の内陸部はレッドセンターと呼ばれている。人口は約20万人。エアーズロックやカカドゥ国立公園が、世界遺産に登録されており、アボリジニが多く生活しています。

<ダーウィン Darwin>


暖かく過ごしやすい気候に包まれたダーウィンは異国情緒に溢れ、エネルギーに満ち溢れた街です。ダーウィンは、ノーザンテリトリーの州都で、最北部に位置する港町です。

隣国にはインドネシアやパプア・ニューギニアなど、アジアとの繋がりも深く、リッチフィールド国立公園やカカドゥ国立公園など人気な観光名所が多くあります。この街の楽しみはマーケットや公園、海岸、船上など、アウトドアで繰り広げられています。

多彩な食べ物や野外フェスティバルなど、多国籍な雰囲気を満喫しながら、ハーバーサイドで、ディナーや湾内クルーズを満喫することが出来ます。また、オーストラリアの代名詞と言われるウルル・カタ・ジュタ国立公園(エアーズロック)は、広大な砂漠にあり、一枚岩でありながら、348mもの高さがあり、毎年多くの観光客が訪れます。

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