そもそも、セブ留学とは?
ここ数年一気にセブ島留学に参加する人が増えました。理由としては、『リーズナブルな留学費用』と『マンツーマン中心の学習』という点が主な理由となります。
費用的には、約15-20万円(1ヶ月あたり)となり、欧米留学と比較すると1ヶ月あたり5-10万円程度安くなります。また、費用だけでなく一番のポイントは、学習時間です。
セブ島留学の場合は、1日あたり約8時間授業があり、その半分はマンツーマン授業ですが、欧米の場合は、1日あたり約3時間程度がほとんどです。しかも全てグループ授業です。
という形で、留学費用と学習時間という点では、セブ島留学の方がコスパが良いですが、『実践的な英語を使える環境』という点では、欧米留学の方が、グループ授業が中心の為に有利です。
英語をコミュニケーションツールとして使い、また学校と滞在先が一体型のセブ島留学とは異なり、ホームステイやシェアハウスでの滞在を通じて実践的な会話や異文化理解などを経験する事が出来る為、アウトプット環境が豊富です。
決定的な違いとしては、『悔しいと思うポイント』があるかないかです。良い意味でセブ島留学は、学校、滞在先、食事、洗濯などがオールインワンとなっており、英語学習に集中することが出来ます。
一方で欧米の場合は、学校への行き方、ステイ先での食事やマナーなど、学校以外で英語をアウトプットする場面が多く、最初のうちは分からない事が山ほどあります。それを乗り越えて様々な面で成長がありますので、『英語のインプットはセブ島留学』、『英語のアウトプットは欧米留学』という形での『2カ国留学』は非常に多くなっています。
セブ島留学後に、英語をアウトプットする為に、マレーシアにインターンに行く学生が急激に増えてきています。同じアジアの英語圏で、治安も良く、滞在コストも抑えること出来る為、実践の場としては最適です。
セブで『IT留学』とは
セブ英語留学がブームとなっている今、セブで英語を学習しながら、HTML、CSS、WordPressなどのPCスキルに加えて、iosやAndroidのアプリ制作などが行える『英語学習+プログラミング』のIT留学に人気があります。
英語とITスキルは、今の時代では必須スキルなので、効率良くこの2つのスキルを学習するには、セブIT留学は最適です。
①Kredo
Kredo(クレド)は、2016年にオープンしたIT留学のパイオニアです。Kredoの校舎、宿泊施設が位置するITパークは、フィリピン政府が最も治安管理に力を入れている経済特区で、JPモルガン、アクセンチュア、京セラなど世界を代表する国際企業が多く立地しています。
各コースは1ヶ月目コース、2ヶ月目コース、3ヶ月目コース等、目標スキルに合わせてスケジュールが組まれており、常に進歩が分かるようにプログラム構成されています。英語を学びながら、しっかりとITスキルを身に付けるならKredoはオススメです。
・WEBベーシックコース(HTML、CSS、WordPress、PhotoShop、IT English)
・WEBデザインコース(HTML、CSS、PhotoShop、Adobe XD、jQuery、JavaScript)
・WEBデベロップコース(HTML、CSS、PhotoShop、Adobe XD、jQuery、JavaScript)
・Ruby on Railsコース(Bootstrap、GIT、PHP、MySQL、OOP、IT English)
・AI(人工知能)コース(Python、OOP、Flask、MySQL、IT English)
「良いエンジニア=良い教員」であるとは限りません。IT教員には「ITと英語」に加え「教育」のスキルが求められ、Kredoでは有名大学の教授など、これらの条件を満たしている教員のみを採用しています。
また、1クラス3~5人の少人数制を採用していますので、プログラミングでは自力では解決できないようなエラーが起こることもありますが、授業中は先生に常に質問できる環境を作っているので初心者の方でも安心です。
また、海外IT企業の現場で実際に使用するような単語や表現を使うことにより実践的な英語力を身につけることができます。
②NexSeed
NexSeed(ネクシード)は、『グローバルに活躍できる人材を育てる』ことをターゲットとして設立された語学学校です。
英語学習をプログラミング学習を同時に学べる『エンジニア留学』、発展途上国のフィリピン・セブ島だからこそ経験できるスラムエリア視察や、企業訪問ができる『現地体験ツアー』など、新しいカタチの留学プログラムを作っています。
・WEBサービス開発コース
・iPhoneアプリ開発コース
WEBサービス開発コースでは、主にプログラミング言語「PHP」について学習します。プログラミング言語の中で一番主流のPHPを学習することで、WEBサービス開発に必要なスキルを幅広く身に付けていきます。
企業で一般的に求められる基礎スキルからオリジナルWEBサービスの開発まで行います。また、iPhoneアプリ開発コースでは、新たにエンジニアとしての道を開拓したい方向けに、プログラミング言語「Swift」を学習します。
Swiftは、iPhoneアプリの開発に用いられる言語で、XCodeという専用ツールを使用してアプリを開発します。
③アクトハウス
アクトハウスは、『プログラミング、英語、デザイン、ビジネス』の4つのスキルを同時に学習することが出来ます。
アクトハウスの特徴は、プログラミングやデザインをピンポイントで学ぶだけではなく、英語やビジネスについてもバランス良く学習することで、卒業後の進路に向けてより実践的な環境で効率良く学習を進めることが出来る点です。
・6ヶ月コース
・3ヶ月コース
・1ヶ月コース
<コースの特徴>
知識・スキルをインプットすると同時にアウトプットもしっかり行います。卒業後の進路は未経験からスタートし、「海外起業、国内起業、エンジニア、プログラマー、海外フリーランス、Webディレクター、デザイナー、ライター」などです。
<プログラミング>
HTML/CSS/Javascript(jQuery)/PHP(WordPress)
<デザイン>
WEBデザイン/スマートフォンデザイン/UI・UX/ディレクション/WEBナレッジ・構築・運営スキル/Photoshop(フォトショップ)/Illustrator(イラストレーター)
<英語レッスン>
基礎・応用・ビジネス英語
<ビジネス>
起業/事業計画/ビジネスの考案/ブランディング/マーケティング/SNS/SEO/Web広告/ブログ/ライティング/営業/プレゼン
英語力とITスキルを身につける意味
英語(TOEICなどではなく、実践で使える英語)やITスキル(webサービスやアプリ開発)が必要と良く聞くことが多くなりましたが、事実ベースでどういう理由から必要と言われるのかというと、日本の現状把握と未来予測をすると良くわかります。
・人件費が高く、国際市場では不利
・少子化による人口減少
・高齢化による可処分所得の減少
この状況の解決策を考えると、企業にとっては『海外人材を確保すること』、それに伴いグローバルな環境整備が必要なる為、『海外事情が分かる人材』が必要となります。
また、終身雇用制度も崩壊した今、個人で稼ぐ時代になりつつあり、むしろ個人でも稼げる時代になったと言えます。それには、IT分野の発達が大きく関係しています。少人数でWEBサービスの運営をしたり、アプリ開発などのスキルがあれば、フリーランスとして働くことも出来ます。
このような現状を理解していれば、取るべき戦略はおのずと見えきます。例えば、外国向けに売れそうなプロダクトを作っている会社に就職したり(外国人を相手に仕事をする)、あるいは外資系で働いて、ドル建てで給料を貰うなど、日本だけではなく、世界を見てキャリアを積んでいく必要があります。
その際に、『英語とIT』があれば、どこでも生き抜くことが出来る確率が高いです。どちらにしても、海外に目を向けて行動をしたり、日本を外側から見たりして、その時々に必要なスキルを身に付ける必要があります。それが現状、英語とITと言われる理由です。
留学後の進路について
Kredo(クレド)、NexSeed(ネクシード)、アクトハウスへの留学後の進路については、IT業界への転職する人もいれば、自らサービスを立ち上げる人も少なくありません。起業に対するハードルも下がり、今後個人で稼ぐ人が増えれば、企業に務める人の方が珍しい選択肢になる可能性だってあります。
ただ、Kredo(クレド)、NexSeed(ネクシード)、アクトハウスなどにIT留学をしたからといって、IT業界に転職したり、起業したりする必要はありません。IT留学のメリットは、HTML、CSS、PHP、WordPressなどのITスキルをただ単に身に付けるというよりも、『論理的思考』が身に付けられるという所です。全ての課題に対して、解決策を常に考えれるようになることは非常に大切です。


ACQUIREは、世界30ヵ国以上への留学、100社以上へのインターンシップのマッチングサービスを運営しています。一人ひとりにぴったりな留学先・インターン先をご案内出来るように、常に情報をアップデートしています。