英語勉強法

【暗記はNG】英会話は『シミュレーションで伸ばそう』

英語のスピーキングは意識して練習しないとなかなかうまくなりません。いくら文法や単語、フレーズを覚えても「会話の中で使えない」「いざという時に出てこない」ということになりがちです。

スピーキングは、ただ知識を増やせば伸びるというものではありません。どんどんスピーキングが上達する人に共通する、ある練習方法があるのです。その方法をご紹介します。

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「パッシブな語彙」と「アクティブな語彙」の違い

日本の勉強法は暗記文化だと言われます。英単語を覚える際、単語帳などでとにかく記憶することだけを重視してしまいます。そうして語彙を増やすことはできるのですが、この暗記しただけの語彙はパッシブ(受動)の状態でしかありません。

外からの情報をただ記憶しただけです。

これをスピーキングで使えるようにするには、語彙をアクティブ(能動)に変える必要があります。機械的な暗記では場面を想像することができず、実際に使えるようにはならないのです。アクティブな語彙を増やして初めて、スピーキングで実際に使うことが可能になるのです。

インプット学習も大事ですが、それ以上にアウトプット学習が必要です。そのアウトプット学習方法の一つとして、シミュレーション学習が効果的です。

シミュレーションで実践力を鍛えよう

スピーキング力を鍛える手軽で高い効果を持つ方法が、シミュレーションをすることです。
周囲にスピーキングの上手な人がいたら尋ねてみてほしいのですが、そうした人たちは自然とシミュレーションをしていることが多いのです。

新しく単語やフレーズを覚えたら、頭の中でシミュレーションを行いましょう。たとえば一眼レフカメラという単語を学んだとしましょう。”single lens reflex”を省略してよくSLRと言うのですが、これだけでは覚えにくいですし、実際に会話で使えるかどうかもわかりません。

シュミレーションで鍛える!

一眼レフを使って写真を撮ってくれる友達を想像して、
“It seems that many use Japanese SLR. I wonder why?”
「日本製の一眼レフを持っている人って多いみたいだけど、なんでかな?」と実際に会話を作ってみるのです。

単語を単品ではなく、シチュエーション学習でインプットする

こうすることで新たに覚えた単語がアクティブに変わり、あなたが会話で使える英単語になるのです。さらにもう一歩上に行くのならば、自分で会話をどんどん繋げるシミュレーションが有効です。

自分と誰かが話をしている場面を想像して、双方の会話を自分で考え繋げていくのです。もしも、どう英語にしたらいいのかわからない表現を見つけた時には、すぐに辞書やインターネットで調べましょう。

この練習で自分の中にあるパッシブな語彙をアクティブにしつつも、新たな表現を習得することができます。

シミュレーションはスピーキングを鍛える方法として最適です。一人でどこでも、声を出さずに練習でき、実践力を伸ばすことができます。ちょっとした空き時間にシミュレーションを繰り返すことでスピーキング力に大きな差がついてきます。

シミュレーション学習のまとめ

このように、単語や熟語をただ単に暗記するのではなく、様々な場面を想像しながらシミュレーションをすることで、定着力が一気に向上します。シミュレーション学習に加えて、シャドーイング学習をすることで、発音やテンポも同時に学習を進めることもできます。

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英語を学習する際に、どの分野のスキルを向上させるかで最適な学習方法が異なります。

①単語・熟語の暗記→シミュレーション学習
②英語の発音やテンポを学習→シャドーイング学習
③リスニング学習→映画を戦略的に観る
④スピーキング学習→セブ留学

上記は一つの例となりますが、特にリスニング学習は映画を戦略的に観ることでスムーズにUPさせることができるようになります。留学などに行く前には、少なくとも、シミュレーション学習、シャドーイング学習、リスニング学習といった部分は時間を割いて学習しておくことをオススメします。

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留学先では、スピーキングと文化を学ぶことが大事

事前学習をしていると、していないでは、全く留学先で経験できる内容が異なります。事前に準備をしていない人は、留学先でも、単語の授業をしたりするので、これは基本的に時間の無駄です。

できるかぎりの学習は日本でやっておくべきです。英語漬けの留学スタイルのセブ留学でも同様です。いくら学習時間が多いからといって、日本で何もやらずに行くと勿体ないです。

また、スピーキング分野については、相手あっての学習となりますので、これは留学先でしっかり学習していけば大丈夫です。それ以外は、折角留学に行くわけなので、その国の文化や習慣、食事などといった所もしっかり経験できると最高です。

こういった部分は、実際に行かないと経験できないことなので、機会があるのであれば、どんどん経験していきましょう。

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