「日本人は英語が苦手」とよく言われます。実際に中学・高校で大変な苦労を経験する人も多いのではないでしょうか。英語が上達するには英語の感覚を掴まなくてはなりませんが、日本人は日本語をベースに文章を組み立ててしまいがちです。
それで通じることもありますが、時にはとんでもない誤解を招いてしまうこともあるのです。ここではぜひ覚えておきたい、日本人が誤解しやすい英語表現を3つご紹介します。
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Can you speak Japanese? 「日本語は話せますか?」
日本好きな外国人を見つけると、ちょっと嬉しいですよね。親近感や安心感からいろんな話を聞いてみたくなるものです。しかし、そんな時にこの表現を使ってはいけません。
canは能力があるという意味のため、Can you 〜 ?と聞くと、君は日本語を話す能力があるのかな?と少し馬鹿にしているように聞こえてしまいます。
そんな時は代わりに”Do you speak Japanese?”と尋ねましょう。これなら日本語を話す習慣があるかどうかを問題にするため、相手を見下すような印象なく尋ねることができます。
Please sit down.「どうぞお座りください。」
相手に着席を促す表現ですが、使用には注意が必要です。sit downには命令をするようなニュアンスがあるため、こちらは丁寧に案内しようとしていても相手には失礼に思われるかもしれません。
またこの表現はこれから悪い知らせを伝える前置きのように聞こえてしまうのです。正しく丁寧に伝えるためには、”Please have a seat.”を使いましょう。
I don’t understand.「わかりません。」
英語を聞き取るのは慣れないとなかなか大変です。特に一般の人々の英語はニュースや教材で聞く英語とは違いスピードが速く、訛りも入っています。相手の英語がわからない時にはI don’t understand.と言いたくなりますが、この表現はまるで相手の話が理不尽でめちゃくちゃなのを責めるような意味を持ってしまうのです。
英語が聞き取れなくてもう一度言ってほしい場合は、”I’m sorry?”と語尾を上げて言えばそれだけで十分に伝わります。
このように、日本語の感覚をそのまま英語に持ち込んだり、文法だけを意識して文章を組み立てることで言葉に思わぬニュアンスが含まれてしまうことがあります。そしてそんなミスや誤解で人間関係が崩れてしまう、ということも起こりかねません。
さらに、日常でよく使われる単語にも意外な意味が含まれていることがあります。単語や表現のニュアンスに気を配って、伝えたいことを正確に伝えられるようになりましょう。
他の失礼な英語表現
上記で説明した英語表現以外にも注意すべき英語表現は、他にもたくさんあります。事前にできるかぎり把握しながら、あとは実践での会話を通じて、覚えていくしかありません。どんな英語表現が失礼なのか、相手を思いやった丁寧な表現はどんなものなのかを紹介します。

和製英語には要注意!
和製英語は、日本で新たに解釈された言葉なので、英語圏では通じない、もしくは違った意味でとらえられてしまう場合があります。
日本語:フライドポテト
アメリカ英語:Frenchfries
イギリス英語:Potatochips
このように表現します。その為、現地のレストランで、『フライドポテト』と注文しても、意味が通じませんので、注意しましょう。

事前に学習する方法として、映画を見る
和製英語や失礼な英語表現があることは、ある程度分かりましたが、どのように学習するのが一番なのでしょうか。一つの例としては、洋画や洋ドラマを見ることが挙げられます。
特にドラマでは日常的に使われる英語を学ぶことができます。シチュエーションに合わせて、様々な英語表現を学ぶことができる為、リスニング学習、発音学習も兼ねて、バランスよく英語を学習できる教材でもあります。

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