英語勉強法

【決定版】自分にぴったりの英語試験ー6選まとめ

学生時代に英検やTOEIC等の英語試験を受験された方も多くいるのではないでしょうか。英語試験と言っても、種類は様々ですし、また難易度や料金も大きく異なります。将来的にその資格がどこで使えるかも、英語試験によって異なりますので、この記事では、それぞれの英語試験の特徴について説明していきます。

英語試験・資格の種類について


英語試験は、シンプルに英語力を測る為のものでありますが、TOEIC(L/R)のように『聞き・読み』だけの試験や、IELTSのように『聞き・読み・書き・話し』の4技能全部を測る試験もあります。

もちろん、その中でも、大学受験に有効な試験、就職活動等で有効な試験、海外大学進学に有効な試験等、試験により特徴は様々です。試験費用も高いので、自分の目的に合った試験を選び、しっかりと対策をしていきましょう。

CEFR(セファール)で各英語試験を比較する


CEFRとは、外国語の運用能力を、言語の枠や国境を越えて同一の基準で測定する事が出来る国際的な英語力判断の指標です。英検、TOEIC、TOEFL、IELTS等、様々なテストがある中で、独自の採点基準や配点があり、別の試験の受験者同士を正確に比較する事は難しいです。

CEFRを利用する最大のメリットは、それぞれのスコアをCEFR基準に置き換える事が出来、正確に英語力を判断する事が出来るようになります。

また、試験によって知名度や実施しているエリアが異なります。例えば、英検やTOEICは、日本以外での知名度はほぼありません。その為、海外に出た時に『英検2級』と言っても、相手はどの程度のレベルか判断出来ません。その際に、『CEFRのB1』という風に伝えると、英語力の判断がし易い。という事です。

オススメの英語試験ー6選まとめ

英検(実用英語技能検定)

英検は、年間で約250万人以上が受験している事もあり、日本で一番知名度が高い英語試験と言われています。小学生から大学生、社会人まで幅広い層の方が受験しています。文部科学省が公認している為、『認知度』・『信頼度』が高い試験です。

【正式名称】:実用英語技能検定
【本会場での検定料】:5級:3,000円、4級:3,600円、3級:4,900円、準2級:5,900円、2級:6,500円、準1級:7,600円、1級9,500円
(*検定料は、2019/11/22現在)
【試験会場】:全国各地
【試験日】:年3回(一次試験は通常6月、10月、1月)
【公式ページ】https://www.eiken.or.jp/eiken/

2次試験 出題形式 レベル
1級 有(対面式) ・筆記
・リスニング
・面接
大学上級程度
準1級 有(対面式) 大学中級程度
2級 有(対面式) 高校卒業程度
準2級 有(対面式) 高校中級程度
3級 有(対面式) 中学卒業程度
4級 ・筆記
・リスニング
・録音式の会話テスト
中学中級程度
5級 中学初級程度
*4-5級は2次試験はありませんが、スピーキングテストを対面式ではなく、タブレット端末を通じて受験可能

英検には、7段階のレベルに分かれており、レベル別で出題形式や試験内容が異なります。基本的に、4-5級は筆記テストだけですが、希望制でスピーキングテストを受験する事も可能です。2級以上のレベルであれば、履歴書に記載して評価されるようになりますので、目安としては2級を取得出来るかどうかです。

TOEICと比較される事も多いですが、英検3級以上は対面式の会話テストもあるので、取得級によっては、TOEICよりも信頼度もあり、評価している企業も多いです。また、TOEICは、受験してから2年間しか証明書が発行されない為、期限付きの証明書となります。一方、英検は一度取得すれば、生涯有効となります。

CEFR 英検の測定範囲
C2
C1 1級
B2 準1級
B1 2級
A2 準2級
A1 3級

TOEIC

TOEICは、大学生から社会人向けのテストとして認知されています。特に日本企業に関しては、採用基準として、TOEICを取り入れている場合が多いです。

【正式名称】:TOEIC(Test of English for International Communication)
【検定料】:5,830円
(*検定料は、2019/11/22現在)
【試験会場】:全国約80都市
【試験日】:年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)
【最大スコア】:5〜990点
【目安のスコア】:新卒レベルー500点前後 / 転職で履歴書に書く場合ー700点以上
【公式ページ】http://www.iibc-global.org/toeic.html

TOEICは、英語を母語としない人が対象のコミュニケーション能力を計る試験です。日常会話で頻繁に使う表現や単語が出題されますので、実践的な英語力がどれぐらいあるかを判断する事が出来ます。また、英検よりも試験の回数が多いので、気軽に受験する事も出来ます。

TOEICには2種類の試験があり、TOEIC LR(Listening & Reading)と、TOEIC SW(Speaking & Writing)に分かれています。一般的に企業の採用基準とされていたり、大学生が受験するタイプは、TOEIC LRの方です。英検のように、何級合格というよりも、何点獲得出来るかが評価基準となります。

TOEICは、基本的に日本企業への採用対策として受験するケースが多いです。というのも、7-8割以上の企業が、採用時の英語基準としてTOEICを参考にしていますので、英語力がどれ程あるかを伝えやすいツールになります。

逆に、日本企業には相当な知名度はありますが、海外に出るとほぼ知名度はありません。また、TOEIC LRテストの場合、一番肝心のスピーキング力が計れないので、TOEIC LRのスコアが、800点超えていても、相当した会話力がない人は結構いるのも事実です。

出題形式 Listening / 問題数 Reading / 問題数 Speaking / 問題数 Writing / 問題数
TOEIC LR
(Listening & Reading)
45分 / 100問 75分 / 100問
TOEIC SW
(Speaking & Writing)
20分 / 11問 60分 / 8問

TOIECのスコアはあるのに話せない人は、セブ留学に行く傾向があります。セブ留学は、マンツーマン授業が多く、会話に特化した留学スタイルの為、短期間でスピーキング力を向上させるには抜群の留学先です。

CEFR TOEIC L&R TOEIC S&W
リスニング リーディング スピーキング ライティング
C2
C1 490〜 455〜 180〜 180〜
B2 400〜 385〜 160〜 150〜
B1 275〜 275〜 120〜 120〜
A2 110〜 115〜 90〜 70〜
A1 60〜 60〜 50〜 30〜

TOEFL

TOEFLは、主に欧米の大学進学をする場合の英語力を計る試験です。特にアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ圏の大学に進学する場合、大学側がTOEFLを入学試験として導入しています。

日常会話などで利用する単語がベースのTOEICよりも、よりアカデミックな内容となりますので、難易度は高めです。

【正式名称】:TOEFL(Test of English as a Foreign Language)
【検定料】:235USドル
(*日本で受験した場合)
【試験会場】:全国各地
【試験日】:各国年間50回以上
【最大スコア】:0〜120点(Reading 0-40点 / Listening 0-40点 / Speaking 0-40点 / Writing 0-40点)
【公式ページ】https://www.ets.org/jp/toefl

日本でのTOEFLは、『TOEFL iBT』となり、TOEIC同様に、何点獲得出来るかが評価基準となります。欧米大学へに入学する為の基準としては、65-70点は最低必要な場合がほとんどです。

TOEFL iBTとITPの違い

日本の大学では、TOEFL ITPを利用して、クラス編成をしてる所もありますが、これは公式試験のスコアとしては認められていませんので注意しましょう。ITPは過去問なので、あくまで学内のレベル分けテスト時に利用する為の試験です。

CEFR スコア
C2
C1 95-120
B2 72-94
B1 42-71
A2
A1

IELTS

IELTSは、海外留学や研修のために英語力を証明する必要のある方、およびイギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請に最適なテストです。運営は、ブリティッシュ・カウンシルやケンブリッジ大学英語検定機構が行なっておりますが、公益財団法人日本英語検定協会が、日本国内における実施運営及び広報活動をしています。

イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのほぼ全ての高等教育機関で認められている為、アメリカでもTOEFLに代わる英語試験として大学進学などの入学試験にIELTSを採用する学校が増えてきています。

IELTSは、4技能テスト(読み、書き、聞き、話し)である為、英語力証明のグローバルスタンダードテストとして、世界中で受験者が増え続けています。

【正式名称】:IELTS(International English Language Testing System)
【検定料】:25,380円
(*検定料は、2019/11/22現在)
【試験会場】:全国各地
【試験日】:ほぼ毎週
【スコア】:1.0〜9.0
【公式ページ】https://www.eiken.or.jp/ielts/

・国際通用性が高い
・Face to Faceのスピーキングテスト
・慣れたテスト形式
・高い信頼性と公平性

IELTSが世界中で信頼され、グローバル基準のテストとして認知された理由は、主に上記ポイントです。140カ国、約10,000以上の機関が認定しており、特に対面式の面接試験に重きを置いています。

本当に使える英語は、コミュニケーションをきちんと取れる事なので、マンツーマンの環境で会話をし、英語力を計っています。また、TOEFLのようにパソコンでの受験ではなく、紙と鉛筆での受験となりますので、普段通りの感覚で試験に臨む事が出来ます。

スコア結果は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの各パートごとの英語力がバンドスコアで示される他に、総合評価としてオーバーオール・バンド・スコアが与えられます。

IELTSを利用しての大学入学・受入条件は、それぞれ異なり、特定のパートでの最低得点ラインを設けているところもあります。一般的に、大学はオーバーオール・バンド・スコア6.0から6.5を入学基準としている機関が多いです。

また、IELTSにはアカデミック・モジュールとジェネラル・モジュールの2種類あります。基本的にな構成(4技能)は変わりませんが、リーディングとライティングがモジュールにより若干試験内容が異なります。

モジュールについて

アカデミック・モジュール
アカデミック・モジュールは、受験生の英語力が、英語で授業を行う大学や大学院に入学できるレベルに達しているかどうかを評価するものです。イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの大学や大学院では、アカデミック・モジュールでの試験結果が入学許可の判断の基準となっています。
一般的に、大学や大学院において英語で学びたい方や、英語圏での看護師や医師登録申請をする方は、このアカデミック・モジュールでの結果が必要です。

ジェネラル・トレーニング・モジュール
英語圏で学業以外の研修を考えている方や、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドへの移住申請をされる方は、ジェネラル・トレーニング・モジュールを受験することが一般的です。

IELTSの試験内容

IELTSの試験は、基本的にライティング、リーディング、リスニング、スピーキングの順に実施されます。4つテストの合計所要時間は、約2時間45分です。

その中でも、ライティング、リーディング、リスニングの筆記テストは同日に実施され、スピーキングテストはIELTSの世界的な規定により、筆記テストの前後6日以内に行われます。詳細の受験スケジュールは、筆記テストの15日前を目処に発表されます。

CEFR バンドスコア
C2 8.5-9.0
C1 7.0-8.0
B2 5.5-6.5
B1 4.0-5.0
A2
A1

TEAP

TEAPおよび、TEAP CBTは、主に高校3年生を対象とした大学入試を想定して、上智大学と日本英語検定協会が共同で開発しました。大学で学習・研究をする際に必要とされるアカデミックな場面での英語、または英語で資料や文献を読んだり、英語の講義、英語で文章を書く、といったスキルを正確に計る為のテストとなり、4技能(読み、書き、聞き、話し)で構成されています。

難易度の目安としては、英検準2級〜準1級程度で、日本の高校3年生の英語を測定するのに最適なレベルとなっています。

【正式名称】:TEAP(Test of English for Academic Purposes)
【検定料】:15,000円
(*検定料は、2019/11/22現在)
【試験会場】:23都道府県で実施
(*2020年度は、26都道府県で実施予定)
【試験日】:年3回
【スコア】:各分野20~100のスコア(最大400点)
【公式ページ】https://www.eiken.or.jp/teap/

*試験時間スケジュールサンプル

集合時間 9:10
試験開始 試験終了
リーディング(70分) 9:40 10:50
リスニング(約50分) 10:52 11:42
(終了予定)
午後集合時間 12:20
ライティング(70分) 12:50 14:00
スピーキング
(実際の時間は約10分)
14:20 17:15
(終了予定)
CEFR TEAPスコア
総合 リスニング リーディング ライティング スピーキング
C2
C1 375~400 90~ 90~ 96~ 99~
B2 309~374 68~89 71~89 82~95 88~98
B1 225~308 54~67 52~70 59~81 60~87
A2 135~224 34~53 34~51 33~58 34~59
A1

GTEC

GTECは、英語運用能力を、技能別に絶対評価で測定する『ベネッセ』が開発した検定試験の1つです。「読む・聞く・書く・話す」の4技能を測定出来、現実に出会ったり、起こりうる状況や場面において、実際に英語でコミュニケーションを取る事が出来る力の習熟度を、絶対的・客観的な尺度で測定します。

【正式名称】:GTEC(Global Test of English Communication)
【検定料】:4技能検定版-5,050円 / CBT版-9,900円
(*検定料は、2019/11/22現在)
【試験会場】:各学校
【試験日】:年3回ー検定版
【公式ページ】https://www.benesse.co.jp/gtec/

GTECには、Core、Basic、Advanced、CBTの4つのタイプがあり、レベルの目安は、Coreタイプが中2〜中3、Basicタイプが中3〜高2、Advancedタイプが高1〜高3、CBTタイプが高2後半〜高3です。
*Core

Core 中2〜中3レベル
実施時間 約102分
測定方法 紙:Reading,Listening(マーク式)、Writing(記述式)
タブレット:Speaking
上限スコア 840点
(各分野210点)

*Basic

Basic 中2〜高2レベル
実施時間 約120分
測定方法 紙:Reading,Listening(マーク式)、Writing(記述式)
タブレット:Speaking
上限スコア 1080点
(各分野270点)

*Advanced

Basic 中2〜高2レベル
実施時間 約120分
測定方法 紙:Reading,Listening(マーク式)、Writing(記述式)
タブレット:Speaking
上限スコア 1080点
(各分野270点)

*CBT

Advanced 高2後半〜高3レベル
実施時間 約175分
測定方法 PC
上限スコア 1400点
(各分野350点)
CEFR Core Basic Advanced CBT
C2
C1 1350-1400
B2 1190-1280 1190-1349
B1 960-1080 960-1189 960-1189
A2 690-840 690-959 690-959 690-959
A1 270-689 270-689 270-689 270-689

各英語試験のまとめ


各試験の概要や自分にとってどの英語試験が最適かが分かったと思います。実際に自分が受験する英語試験が決まれば、試験対策をしていく必要があります。各試験でハイスコアを出すには、基本的な英語力はもちろん必要ですが、どちらかというと、『どう攻略するか』が一番重要です。
攻略する為に、闇雲に参考書を買い漁っても意味がありません。大抵の人は、参考書を買った事に対して満足してしまうので、1-2冊買って、それを徹底的にやり込む事が大切です。次回は、各試験オススメの参考書を紹介していきますので、参考にしてもらえればと思います。

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