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【外資系企業への転職】が向いている人・向いていない人

転職することが当たり前の今、一つの会社に長くいるよりも、何度か転職を繰り返しながらキャリアアップすることが普通になりつつあります。弊社には、月間ベースで約40~50名程の方から、『海外留学、インターンシップ、転職』などについてのお問合せを頂きますが、最近は外資系企業への転職希望のお問合せも増えてきました。

そこで今回は、外資系企業への転職が向いている人・向いていない人について、紹介していきます。外資系企業に転職するメリット・デメリットについての記事はこちらを参考にして下さい。

【外資系転職】メリット・デメリット『徹底比較』終身雇用制度も期待できなくなり、定年まで一つの会社に勤めるよりも、何度か転職を繰り返しながらキャリアアップをする働き方が普通になりました...

外資系企業と日系企業の違いを見る

そもそも、外資系企業と日系企業の違いから見ていきながら、自分がどちらの企業文化にあっているかを理解しましょう。

外資系企業と日系企業の違い

①報酬について
②評価制度について
③仕事に対しての考え方
④教育制度について
⑤福利厚生について

この4つのポイントが主に異なります。一つずつ比較をしていきましょう。

①報酬について

まず報酬についてですが、外資系企業は、完全に成果主義となりますので、結果を出せば出すほど、その分報酬に直接反映されます。逆もしかりで、結果を出せなければ、報酬は下がっていきます。これは、頑張っても・頑張らなくても毎月固定の給料が貰える日系企業と数字的な部分で異なるポイントです。

②評価制度について

次に評価制度についても、成果主義と紐付いており、結果を出せば、若くても、女性でも、関係無く昇進・昇給などの評価をされる点です。日系企業のように、年功序列制ではなく、評価基準に勤続年数は特に関係ありません。

③仕事に対しての考え方

外資系企業の場合は、比較的人間関係がドライな傾向があります。日系企業のように、仕事が終われば飲みに行ったり、週末のゴルフだったり、時間外に仕事の延長のようなことはあまりないです。もちろん、同僚同士で食事に行くことも、もちろんありますが、仕事は仕事で集中して、プライベートもしっかり確保するために、ON/OFFの切り替えがはっきりしています。

また、残業に対しての考え方も異なります。

外資系企業:残業する=仕事ができない人
日系企業:残業する=サービス残業、上司がいるから先に帰れない

④教育制度について

外資系企業の場合、即戦力人材を基本的に採用するため、例えば、新入社員を採用し、経費を使って育成するという考え方があまりありません。人材はいずれ転職していくという考え方なので、教育制度は整っていないことが多く、自分で行動して、学んでいく必要があります。

⑤福利厚生について

教育制度と同様に、転職ありきで採用を行っていくため、福利厚生の内容が充実していないことが多いです。日系企業のように一つの会社に就職すると、ある程度の期間を働き続けるのとは異なり、外資系企業では、キャリアアップのために転職を繰り返すことが普通です。

英語堪能だけでは無理?!向いている人の特徴

外資系企業と日系企業の違いを一通り紹介したところで、実際に外資系企業への就職・転職が向いている人の特徴を見ていきましょう。外資系企業だからと言って、英語ができるから向いているわけではありません。

もちろん、語学力は必要ですが、外資系企業独特の企業文化や考え方が理解できる人が、外資系企業で結果を残しながら働くことができます。

外資系企業が向いている人の特徴

①結果重視という環境が理解できる人
②自ら行動して、考えることができる人
③柔軟に考えることができる人
④英語をツールの一つとして把握している人
⑤最大限の努力ができる人
⑥今までの全てをリセットしたい人

上記で挙げた項目が、外資系企業の社風や文化に向いている人の特徴です。

①結果重視という環境が理解できる人

先述した通り、結果を出せば、稼げますし、出せないと、稼げません。日系企業企業の場合は、結果に関係無く、毎月の固定給が基本的に約束されていますので、その点をきちんと理解しておく必要があります。

②自ら行動して、考えることができる人

外資系企業では、待ちの姿勢では仕事が成立しません。『意見がない=仕事ができない』と捉えられてしまいますので、自分の考え方や意見は、はっきり共有していくことが大切です。

日系企業では、黙っていてもお互い理解できたり、察する文化というものがありますが、外資系企業では一切ありません。自分で行動をどんどん起こして、売上目標の数字を追いかけたり、考えて行動することが求められます。

③柔軟に考えることができる人

外資系企業には外資系企業の文化や仕事のやり方があります。日系企業から転職をする場合は、今までとやり方が異なり、戸惑う人も多くいるのも事実です。そこを上手く切り替えながら、外資系企業のやり方に馴染みつつ、自分の良さをきちんと発揮していくことが必要です。

④英語をツールの一つとして把握している人

英語はあくまでのコミュニケーションを取るための手段の一つとして捉えましょう。英語ができること自体も、ある程度は求められますが、重要なことは英語がペラペラであることではなく、英語をツールとして使い、そこからどんな仕事を成立させるかがポイントです。

そういう意味では、英語がそこまでできなくても、同僚とのコミュニケーションなどがしっかり取れていれば、自然に英語力も上がり、仕事でも成果を出すことができるようになります。

外資系企業では、日系企業のように察する文化がない代わりに同僚同士でのコミュニケーションをしっかりとります。そこでお互いを理解し合い、助け合いながら仕事を行っていきます。

⑤最大限の努力ができる人

教育制度が整っていないため、自分自身でレベルアップを常に行い続ける姿勢を持つことが大事です。そして、それを会社側にきちんとアピールすることも必要です。外資系企業に転職をするとき、これまでの経歴や海外経験は、そこまで評価されません。

それよりも、採用面接では、どんなスキルを持っていて、採用をした場合、『会社にとってプラスかどうか』を判断します。そのため、転職活動をするときは、その会社に入って何ができるかを明確にしておくと、面接もスムーズにクリアできます。

⑥今までの全てをリセットしたい人

日系企業とは働き方、考え方が大きくことなりますので、現状の生活を綺麗さっぱり一新したい人は外資系企業に挑戦してみることもありです。環境を変えることで、出会う人やできる経験もがらっと変わります。

日系企業ではあまり上手くできなかった人でも、外資系企業で飛躍的に成功するパターンも多くありますので、自分には向いていないと判断する前に一度挑戦してからでも判断するのは遅くないでしょう。

外資系企業が向いている人の特徴まとめ

①結果重視という環境が理解できる人
→結果により、報酬額が変動する

②自ら行動して、考えることができる人
→売上目標を明確にし、自己主張をはっきりする

③柔軟に考えることができる人
→社風の違いを理解し、上手く切り替えながら仕事をこなす

④英語をツールの一つとして把握している人
→お互いの意思疎通をきちんと行いながら、結果を出す

⑤最大限の努力ができる人
→常に自分で学びの姿勢を持ち続け、自己成長をする

⑥今までの全てをリセットしたい人
→日系企業の文化に馴染めず、変化を求める場合

上記のように、外資系企業転職が向いている人のまとめを紹介してきましたが、一番大事なポイントは、『結果が全て』という環境です。結果さえ出していけば、若くても、女性でも、きちんと活躍できる機会があり、評価も正当にされます。

外資系企業が向いていない人の特徴

外資系企業に向いている人の特徴を紹介しましたが、逆に外資系企業に向いていない人の特徴を見ていきましょう。

①安定して稼ぎたい人
②チームプレイが好きな人
③頑張ってる評価をして欲しい人
④自分に自信がない人

①安定して稼ぎたい人

結果主義の外資系企業では、結果により報酬額が大きく変動します。毎月固定給が安定して振り込まれるわけではないので、安定して稼ぎたい人には、不安を感じる場合があります。

②チームプレイが好きな人

日系企業と比較して、人間関係は結構ドライです。仕事とプライベートをしっかり分けているため、仕事終わりの飲み会や週末の接待ゴルフなどはほぼありません。ON/OFFを分けたい人には良いですが、チームでワイワイしたい人には、少し素っ気ない関係と感じてしまうこともあります。

③頑張ってる評価をして欲しい人

日系企業では、たとえ結果が良いものではなかったとしても、頑張った場合やプロセスをしっかり作れた場合は評価されますが、外資系企業の最大の特徴である『結果主義』では、仕事上のプロセスや頑張ってる人を評価しないことの方が多いです。

常に最優先は、結果が出せるかどうかなので、そこが理解できない人には外資系企業への転職は向いていないと思います。

④自分に自信がない人

結果を出すために、常に挑戦できる圧倒的な行動力が求められます。結果を出すために常に攻める姿勢が必要なので、自分に自信がない人は挑戦するときに、全てをつぎ込めない傾向があります。そのため、本気で挑戦している人と比較すると、必然的にチャンスを掴みにくいです。

実力がなくても、とにかく行動する自信があるのと、ないのとでは、大きく結果も変わります。挑戦をし続けることで、実力もレベルアップしていきますので、意外に外資系企業では、根性や気合という精神論も必要です。

結局は、『行動』できる人が向いている

いかがでしたでしょうか。外資系企業に向いている人と向いていない人の比較をしていきましたが、向いていない人の項目に当てはまったとしても、外資系企業への転職は成功しないのかというと、そうではありません。

もちろん、向いていない人が外資系企業に転職をした場合、苦労することも多いですが、最終的には、自分でやりきる覚悟を持っているかどうかです。自分で選んだ選択肢に対して、きちんと向き合い、努力を続けることで、向いていない人でもきちんと結果を出せるようにもなります。

未経験での転職を成功させるには?


上記でも解説しましたが、効率的に転職を成功させるには、転職エージェントを利用することがオススメです。

転職エージェントを利用するメリット

①非公開求人を多数保有している
②利用手数料が無料である
③給料交渉を行ってくれる
④履歴書添削、面接対策をしてくれる

このように、求職者側にとって、転職エージェントを利用しない理由が、逆にありません。無駄な時間をかけずにスムーズに転職を進めたい人は、必ず転職エージェントに登録することをお勧めします。

【徹底解剖】転職エージェントのカラクリ海外留学やインターンシップに参加する方は、帰国後の就職活動についても考えていると思います。そんな時に役に立つのが、転職エージェントの存在...

①非公開求人を多数保有している

転職エージェントだけが保有している求人も多くあります。また求人は水物なので、登録さえしておけば、その時にマッチする求人を紹介してくれます。特定の業界に特化した転職エージェントもありますので、確認しておきましょう。

②利用手数料が無料である

転職エージェントの仕組み的に、求職者(利用する側)が、費用を一切支払う必要はありません。基本的に、求人側が転職エージェント側に支払いする仕組みなので、無料で転職サポートを受けることができます。

転職エージェントの仕組み

<求職者側>:無料で利用可能
<転職エージェント>:就職が決まれば、手数料を求人側から貰う
<求人側>:就職が決まれば、手数料を転職エージェントに支払う

③給料交渉を行ってくれる

上記で解説した通り、転職エージェントの売上(手数料)は、求職者の年収によって決まります。その為、転職エージェントを利用することによって、転職エージェントのスタッフも、企業側に上手く給料交渉をしてくれます。

④履歴書添削、面接対策をしてくれる

転職エージェントは、完全に成果報酬となりますので、求職者を企業に就職させて初めて、企業側より手数料を貰うことができます。その為、履歴書を添削したり、または面接対策をしたりなど、就職できるようにサポートしてくれます。

面接に向けてすること「4つ」

実際に企業への面接に望む前に、次の点を意識して進めていきましょう。

面接に向けてすること「4つ」

①これまでのキャリアを振り返る
→職務経歴書は非常に重要です。この企業で「どう貢献できるか」を判断されます。
→どういう意図で、これまでのキャリア選択をしてきたのかを説明できるようにしましょう。

②転職エージェントの活用
→非公開求人も多くありますので、効率良く自分に合う企業を見つけることができます。

③面接で聞かれることを想定する
→面接をイメージしながら、自分をしっかりアピールポイントを確認する
→貢献できるということをアピールする

④企業研究を行う
→業界の動向を把握しておく

海外留学やインターンの経験を活かした企業に転職をしたい人は、オンライン英会話サービスを利用して、面接のトレーニングをすることも良いでしょう。

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優良求人が多い転職エージェント3つを紹介

転職活動を上手くするには、転職エージェント選びが重要です。これから紹介する基準をベースに、おすすめの転職エージェントを紹介していきます。

①:優良求人数が多い
②:内定率が高い
③:求人情報を常に更新している

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企業面接で抑えるポイント!

何事でもそうですが、ある程度の『はったり』を言うことは大切です。自分で大きく出て、最終的に帳尻を合わしていくことで限界突破をすることができます。面接でも同様に、いかに自分を企業側に売り込めるかどうかです。採用させることで、企業にどれだけメリットがあるかをきちんとアピールするようにしましょう。

①意思表示をはっきりする。(YES/NO)
②アピールポイントをゴリ押しする。(エピソードトーク)
③自信を持ち、仕事ができる感をしっかり出す

面接では、遠慮をする必要はありません。どんなことができて、どんなスキルを持っているか、ハッタリ気味でもいいので、厚かましくやることも大切です。いかに企業側に将来をイメージさせることができるかが、採用を勝ち取るカギでもあります。

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