日本人の方にはあまり知られていませんが、英語にも「ダジャレ(pun)」と呼ばれるものが存在します。日本のように韻を踏んだり、音が似通った単語を利用したりして表現するのです。今回は留学生やこれから留学を考えている方にとって英語上達のきっかけになるかもしれない、英語のダジャレ集を一部紹介します。
『水を飲まずに7日間が経つと・・・』
“Seven days without water makes one [weak].”
人は水を飲まずに7日間を過ごすと衰弱する(1週間になる)」
「1週間」の[week]と「弱い」という意味の[weak]がかかっています。
『思い出した!? ブーメランの投げ方』
“I couldn’t quite remember how to throw a boomerang, but eventually it [came back to] me.”
「ブーメランの投げ方を全然思い出せなかったけど、だんだんと思い出して(戻って)きたよ」
[come back to] には「思い出される」と「戻ってくる」という意味があります。
「戻ってくる」性質を持つブーメランと、ブーメランの投げ方を「思い出す」とがかかっています。
ウィルよ!ウィルを撃て』
“When William joined the army he disliked the phrase [fire at will].
「ウィリアムは軍隊に入ったが、『自由に撃て(ウィルを撃て)』と言われるのが嫌でたまらなかった」
「自由に射撃せよ」という意味のある[fire at will] と、ウィリアムの略称である「ウィル(will)」がかかっています。
『味付けされたベテラン軍人』
“The man who survived mustard gas and pepper spray is now a [seasoned] veteran.”
「マスタードガスと唐辛子スプレーを潜り抜けた男は、今や熟練(味付け)されたベテランとなった」
[seasoned]には「味つけした」と「経験豊かな」という意味があります。化学兵器である「マスタードガス」自体にはマスタードが入っているわけではありません。マスタードガス自体の匂いがマスタードに似ており、その名の由来となったのです。
つまりは、「マスタードと唐辛子を潜り抜けたベテランの男は、(軍人としての)腕前も(体についた)味付けもしっかりしている」という意味になるのです。
英語によるダジャレ、いかがでしたか?ダジャレに代表される言葉遊びができるようになれば、ネイティブの方からも一味違う “English speaker” と思われるでしょう。留学生やこれから留学を考えられている方も勇気をもって試してみてはいかがでしょうか。

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