フィリピン・セブ留学に実際に行くと、そこで出会った英語の講師やクラスメイトのお世話になることもあるかと思います。そこでフィリピン・セブ留学を予定している方は「留学前の挨拶」として、また留学が終わって帰国したあとに「感謝の気持ちを伝える」ために、英語で手紙を書いて送ってみてはいかがでしょうか。
今回は「英語の手紙の書き方」の基本的な知識をお伝えします。

英語の手紙における『マナー』と『書き方の手順』
日本語の手紙と同じように、英語の手紙にも守っておくべきマナーというものがあります。まずは以下の基本的なマナーについて覚えておきましょう。
日付
手紙の右上部分に、その手紙を書いた日付を記載します。
日付の書き方には「March 1, 2016」と月を先に書く『アメリカ式』と、「1 March, 2016」と日を先に書く『イギリス式』の2種類がありますが、フィリピンでは後者のほうが多く使われています。
宛先
宛先については、個人へ呼びかける場合は「Dear ○○」と書くのが一般的となっています。
留学先でお世話になった講師の先生など、目上の人間に手紙を送る場合は、「Dear」の後に「Mr(Mrs・Miss)」を付けて「Dear Mr(Mrs・Miss)○○」と書きましょう。クラスメイトなど、親しい間柄の人に対して送る場合は「Hi ○○」とカジュアルに呼びかけても問題ありません。
導入
日本語の手紙と同じように、導入は簡単な挨拶文から始めましょう。挨拶文の例としては以下のようなものがあります。
「How are you doing? I am (we are) doing good.」
(お元気ですか?私《たち》は元気にしています)
「Hope all is well with you.」
(お変わりなくお過ごしのことと思います)
「I’m writing this letter because I’d like to 〜.」
(私は〜したいので、この手紙を書いています)
結びの句
英語にも、ちゃんと「結びの句」というものがあります。これは必ず使わなければいけないものではありませんが、手紙の中で使っておくと相手に好印象を与えることができます。
「Yours truly,」
「Sincerely,」
(日本語で「敬具」にあたる言葉。どちらかといえばビジネス向け)
「Best regards,」
(よろしく)
「Best Wishes,」
(お幸せに)
署名
たとえパソコンで手紙を作成した場合でも、最後の署名は手書きで書くようにしましょう。表記はローマ字と漢字のどちらでも構いません。
日本からフィリピンに手紙を送る際の注意点
ハガキや封筒については、裏面に「JAPAN」と表記しておけば住所を日本語で書いても送ることが可能です。ただし、フィリピンではまだ郵送物の配送システムが日本ほどは整っていないため、手紙が相手に届くまでにはかなりの時間が必要となります。
届くまでの目安はだいたい1~2週間ほどなっていますが、さらに時間がかかることもあるので覚えておきましょう。また、一般的な国際郵便サービスであるEMS(国際スピード郵便)を利用すれば、できるだけ短い時間で発送してくれる上に損害賠償制度もあるため、とても便利です。

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