オーストラリアでの物価は、日本とそこまで大差はなく、物によってはオーストラリアの方が高くなるケースもあります。特に、電化製品などは高い場合が多いですが、食品の肉や野菜などの原材料は安く、輸入に頼っているために加工製品は日本のほうが安い傾向があります。
消費税は10%となり、生活費に関しては日本より若干安いように思いますが、留学生を多く受け入れているオーストラリアでは、生活スタイルとして『ホームステイ』などがあります。

週250ドル程度で、一人部屋&食事付きといったようなセットで、一ヶ月あたり約9万円程度になります。『シェアハウス』で自炊をする場合は若干高くなることが多いです。
イギリスの植民地であったオーストラリアでは、イギリス同様に食文化が発達しなかったと言われており、オーストラリアの代表的な食事はそこまで多くありませんが、そのなかでも馴染み深い食事を見ていきましょう。
目次
物価一覧表
品名 | 量 | 値段 | 日本円 (1ドル=70円) *2020/4/15時点 |
---|---|---|---|
牛乳 | 1ℓ | 約2-3ドル | 約140円-210円 |
パン | 1袋 (日本の2-3倍) |
約2-5ドル | 約140円-350円 |
卵 | 1パック (12個) |
約3-5ドル | 約210円-350円 |
お米 | 2kg | 約5-6ドル | 約350円-420円 |
コーヒー | 100g | 約5ドル | 約350円 |
コーラ | 1.25ℓ | 約3ドル | 約210円 |
水 | 2ℓ | 約1.5ドル | 約105円 |
じゃがいも | 1kg | 約2ドル | 約140円 |
パスタ | 500g | 約2ドル | 約140円 |
牛肉 | 100g | 約2.5ドル | 約175円 |
たまねぎ | 1kg | 約3ドル | 約210円 |
ビール | 1ケース | 約25ドル | 約1,750円 |
シャンプー | 500g | 約2ドル | 約140円 |
トイレットペーパー | 12ロール | 約4ドル | 約280円 |
チョコレート | 150g | 約2ドル | 約140円 |
食文化
ホームステイをされた方だと良くわかりますが、オーストラリア含めて、欧米の食事は予想以上に質素です。朝食は、シリアル、昼食はサンドイッチ、夕食はポテトなど、現地での生活が慣れないうちは驚くかも知れません。

<ミートパイ>
オーストラリアといったら、『ミートパイ』ですよね。ファーストフードのような感覚で食べる人が多く、手のひらサイズです。パイ生地に大きめに切られたお肉やミンチ肉などがゴロゴロ入っています。
またマッシュルームや玉ねぎなどの野菜のパイもあります。外はサクサクで、中はとろ〜っとしており、おやつ感覚で食べれます。1個あたり5−6ドル程度とお手頃価格でどこにでもお店があります。グレービーソースやサワークリーム、トマトソースなど様々なソースがあり、食べ方も色々です。
<フィッシュ&チップス>
オーストラリアの定番料理の一つ。おやつ感覚で食べることが多く、海産物豊かなオーストラリアならではの美味しい魚を食べることが出来ます。
ラマンディという白身魚に衣をつけて油で揚げており、フライドポテトと一緒に出てくるフィッシュ&チップスは、塩やモルドビネガーをかけて食べるのが一般的ですが、タルタルソースや、トマトケチャップなどにつけて食べることも多いです。1個あたり10ドル程度なので、友達とシェアして食べると丁度いいですね!
<オージービーフ (Aussie beef)>
オージービーフの由来、『オージー』は、いわゆるオーストラリア生まれを意味します。オーストラリア産の牛の特徴は、広い敷地で遊牧され、メインで牧草を食べて育つために、肉質は赤みが多く弾力性があります。
しゃぶしゃぶや焼肉で使うよりも、カレーなどじっくり煮込む料理に使われること多く、低カロリー・低コレステロールのため、ついつい食べ過ぎてしまいます。
<カンガルーミート (Roo meat)>
オーストラリアに多く生息しているカンガルー。そのカンガルーのお肉。いわゆる『ルーミート』。日本では馴染みがありませんが、オーストラリアでは普通にスーパーで売られています。
値段は他の肉と大差はなく、このカンガルーのお肉は、クセが少なく、さっぱりとした食感で、体脂肪燃焼効果と筋肉増強効果のある成分が含まれているらしく、ダイエット食品としても人気があります。ただ、やはりカンガルーという可愛らしいイメージがあるため、食べれないという人も多いです。
<ベジマイト (Vegemite)>
オーストラリアの国民食と呼ばれるほどのポピュラーな食べ物。日本のお味噌に似た塩辛い茶色のペースト状の食べ物で、トーストに塗って食べるのが一般的な食べ方です。
クセのある味なので、好き嫌いがはっきり分かれていますが、オーストラリアでは、一家に一つは必ずあります。日本でいう『納豆』のようなイメージで、普段の生活で私たちが食べるように、オーストラリア人も同様にベジマイトを食べています。
ただ、酵母エキスをベースに作られているため、ビタミンBを多く含み健康食品としても有名です。
<ラップ (Wrap)>
オーストラリアの定番ランチ『ラップ』。薄い生地にチキン、ハムなどのお肉類に、レタスなどの野菜を入れて巻いて食べます。ソース類もチリ、サウザンなど様々で自分オリジナルのラップを作ることも出来ます。
炭水化物が少なく、低脂肪のため、女性に人気の食べ物です。また1個食べるだけで、意外にお腹も膨れてしまいますので、昼食・間食にはぴったりです。


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