目次
マレーシアという国
マレーシアという国は、東南アジアの中心に位置しており、『アジアの優等生』として知られています。今回の記事では、マレーシアという国のポテンシャル、留学やインターン人気の理由について書いていきたいと思います。
①どんな国?
マレーシアはインドネシア、ブルネイ、タイと隣接しており、またシンガポールからも空路・陸路で入国する事が出来ます。マレーシアの国土面積は、日本よりも少し小さい程度ですが、人口は約3,000万人で約4分の一程度になります。
国土の約60%は熱帯雨林で覆われており、首都クアラルンプールに人口が集中しています。マレーシアは、『モザイク国家』と言われ、マレー系、中華系、インド系を始め、多数の民族で構成されており、宗教に関しても、イスラム教、仏教、ヒンドゥ教など、多宗教国家でもあります。
その為、民族がそれぞれ異なる文化や生活習慣を構築し、さらにお互いの文化、宗教観を否定するのではなく、『認識・尊敬』しており、さらに新しい独自の文化を作り上げています。
②マレーシアの魅力
多民族・多宗教国家でありながらも、お互いの違いを認識し、尊敬しているからこそ、上手く共存しながらマレーシアの魅力を次々に作り出しています。南国の熱帯雨林を活かした魅力的な島々、神秘的なマウンテンリゾート、世界的に有名なランカウイの白い砂浜、またIT大国としても有名なので、洗練された首都クアラルンプールは、多くの観光客で賑わいます。
③移住先No1
『多民族国家であるからこその生活の多様性』、『様々なバリエーションの食文化』、『歴史的背景の許容』といった点で、13年連続で、日本からの移住先No1として人気がどんどん上がっています。また、1年を通じて常夏となりますが、朝晩は涼しく、過ごし易い環境も人気の理由です。
④日本との関係
マレーシアのマハティール首相は、1981年に首相に就任した直後、『ルック・イースト政策』を提唱し、特に日本人の価値観、倫理観、道徳観、そして精神面を学ぶ事を呼びかけました。
そうする事で、マレーシアのさらなる産業発展、人材育成が加速するように取り組んでいました。2018年5月に野党からマレーシア史上初の政権交代を実現し、そこで再度、『ルック・イースト政策』を提唱し、『日本人の目標を達成する為に努力する姿勢』を見習うようにマレーシアの若者に呼びかけています。
特に、同年3月に開催された会合では、『日本人の数ある価値観の中でも、責任を果たせなかった時に恥ずかしいと感じる事』を取り上げており、日本人のこういった感情こそが、第二次世界大戦を乗り越え、現在世界有数の経済大国にまで成長した原動力と演説しています。
マレーシアには出張でよく行く機会がありますが、やはり親日家が多い印象を受けます。治安が良いのはもちろんなのですが、勉強熱心な人が多く、学校や仕事が終わってからでも、語学の勉強をしたり、プログラミングを勉強したりなど、どんどん成長して行きたいという姿勢が強い人が多いです。
収入的にも、趣味や娯楽に費やす余裕が出てきている事もあり、経済発展も順調に進んでいます。
⑤マレーシア留学について
マレーシアでの英語留学は、学費が安い為、留学生は右肩上がりで増えています。特にマレーシアでのインターンシップ、大学進学、移住前に語学学校に通うパターンが多いです。
治安も良く、また食のバリエーションが豊富な為、長期滞在をしていても日常生活で困る事はありません。また、日本からの駐在員も多く、モントキアラと呼ばれる日本人街は、日本食の飲食店や日本製品が販売しているスーパーもあり、日本とほぼ変わらない生活を送る事も出来ます。
マレーシアインターンが人気の理由
最近、急速に人気を集めているのは、『マレーシアインターン』です。理由は様々ですが、背景には日本の少子化も大きく影響しています。
労働人口減少問題で、多くの海外人材が日本に来ています。それが外国人技能実習生制度であったり、就労ビザの緩和であったりします。マレーシアインターンへの参加は、日本の普段の生活で海外の方と接点を持つようになった事もあり、シンプルに海外に対して興味が出てきているという点と、逆に、日本人の仕事がどんどん減ってきている事についての危機感からの動機づけのような部分もあります。
そういった理由もあり、IT大国、モザイク国家という特徴で、これからアジアの主役になると言われてるマレーシアでのインターンが、一気に注目されています。
①モザイク国家(多民族・多宗教国家)
多民族・多宗教の国では、それぞれの民族、宗教での考え方、文化の違いが多くあります。歴史的には紛争になる場合もありますが、マレーシアの場合は、『互いの違いを認識し、受け入れる』という文化があり、お互い干渉せず、むしろ尊敬し合っています。そんな環境の中でインターンをする事は、語学力の向上以上に、『コミュニケーション能力』の向上が圧倒的に期待されます。
②圧倒的なアウトプット環境
モザイク国家ということもあり、マレー系、インド系、中華系など様々な民族が共存しており、言語も異なります。その為、現地では互いが共存をする為に公用語の英語を話しています。
そういった環境では、現地に住むマレーシア人でさえ、『マレーシアは外国』という印象を持っています。マレーシアでは、『英語を正確に話す事』よりも、『自分の考えを伝える姿勢を持つ事』が大切です。
お互い伝える努力、理解する努力をする事で、異なる民族・宗教でも共存する事が出来ます。その為、現地では英語を話す事に対する失敗や恐怖を感じる事なく、どんどんアウトプットをする事が出来る環境が整っています。
③重宝される人材になれる
現在、ワーキングホリデーに行く人よりも、インターンシップ、その中でもマレーシアに行く人が増えてきています。というのも、日本の企業がアジアからの海外人材の受入を積極的に行っていますが、そこでの問題は、アジア事情に詳しい人材が社内にいないという事です。
そもそも、ワーホリ経験というのは、採用面接の段階でアピール出来るポイントではないですが、アジアでのインターン経験があるというのは、海外人材を採用している企業にとっては、非常に重宝される人材と言われています。
④世界との繋がりが作れる
マレーシアは、IT大国ということもあり、近年多くの投資が集まり、外資系企業の進出に対する優遇政策も行われています。そんなマレーシアでのインターンでは、世界中の人と一気に繋がれる機会が多くあります。
グローバル社会で生き抜く為に、出来る限り様々な国で繋がりを持つ事は欠かせないスキルの一つでもあります。
マレーシアインターンは、大学の学部のプログラムとしても導入が始まっており、治安面、学習面、費用面含めて、学びの環境が整っています。
オススメのインターンシップ先3選



人気レベル | |
---|---|
英語使用頻度 | ほぼ英語環境 |
インターン先 | クアラルンプール |
期間 | 3ヶ月以上〜 |


人気レベル | |
---|---|
英語使用頻度 | ほぼ英語環境、日本語もOK |
インターン先 | クアラルンプール |
期間 | 1ヶ月以上〜 |


人気レベル | |
---|---|
英語使用頻度 | ほぼ英語環境、日本語もOK |
インターン先 | クアラルンプール |
期間 | 3ヶ月以上〜 |

ACQUIREは、世界30ヵ国以上への留学、100社以上へのインターンシップのマッチングサービスを運営しています。一人ひとりにぴったりな留学先・インターン先をご案内出来るように、常に情報をアップデートしています。