英語がなかなか上達せず頭を抱え込んでいる方も多いかと思います。英語が上達しないのは「勉強方法が間違っている」「日本人だから」といったことよりも、目標が上手く定められていないことが原因の場合も多いのです。
そこで英語を上達するために、英語学習をする以前に目標設定のコツをご紹介していきます。
目次
英語の上達には、具体的な目標設定が肝
勉強、仕事、スポーツ、何にでも言えることですが、物事は目標を定めないとなかなか上達はしていきません。これは英語学習においても同様です。
外国人が英語をペラペラと話せるのも、単に英語が日常的に普及しているだけでなく「生活していくためには英語が必要」という具体的な目標や強制があるからでもあります。
具体的ではない目標
「出来れば英語を使えるようになりたい」程度の気持ちで英会話教室などに通っていても、複雑な英語をマスターするにはなかなか至りません。英語を上達させるには具体的で明確な目標設定がなによりも大事になります。
具体的で強制力のある目標を立てる
英語を上達させるには「英語を使える様になりたい」ではなく、「英語を使える様にならなければならない」「英語を使って何をするか」といった、具体的で強制力のある目標を立てることが大切です。
例えば「半年以内に基礎英語をマスターし一人で海外旅行をする」「1年後にビジネス会話レベルの英語をマスターし外資系企業に転職する」といった最終目標をまずは立てます。
目標が具体的で強制力があるほど、原動力が増し、嫌でも英語が上達していきます。
ただし、余りに無謀な目標を立ててしまうと途中で萎えてしまい台無しになってしまうことも。ある程度現実味のあるレベルの目標とすることがポイントとなります。
細かな目標を立て継続させる
最終目標が決まったら中間目標を定めていきます。例えば「1年後にビジネス会話をマスターし外資企業に転職する」が目標であれば、
1ヶ月目は「英語の基礎知識を予習・復習する」
2ヶ月~3ヶ月目は「英会話教室で基礎会話能力を身に付ける」
6ヶ月目から「ビジネス英会話に重点を当てていく」
といった中間目標を定めていきます。
目標設定からの逆算が全て
中間目標を定めることで、英語上達に重要となる”継続力”が身につきますし、定期的に中間目標をクリアしていくことで、自信ややる気もアップし上達も早くなります。中間目標もある程度具体的に定め、期間を定めることが大切です。
慣れるまでは、小さな成功体験を繰り返し経験することです。それが多くなるにつれて、成功の仕方のコツを身につけていくことができます。
英語は、人種・年齢・性別問わず世界で広く使われている言語です。つまり、誰でも習得できる程度のレベルだからこそ、世界中に広まったワケです。
頭の良さやセンス、勉強法も関係ないわけではないですが、英語の上達を左右するのは、本人の学習量やモチベーションに拠るところも大きいのです。細かな目標を定め、自分に良いプレッシャーを与えながら、英語に取り組んでみてください。
中途半端にやると、時間の無駄になります
このように、英語上達をするには、ゴール・目標を設定することは非常に大切です。これは英語を上達するというよりも、全ての目標に対しても同様です。ただ単に目の前のことをコツコツやるのではなく、目標設定をした上で、必要事項として目の前のことに集中してやる必要があります。

やることリストをつくる
目標・ゴール設定をすると、それを達成するための必要事項(やることリスト)をピックアップします。
そしてやることリストを時間軸に当て込みながら、優先順位を決めた上で、徹底的に行動します。もちろん定期的に振り返りをしながら軌道修正も大切です。
これをせずに、ただ目の前のことを徹底的に行動しても、最終的なゴールに関連していなければ意味がないですし、時間の無駄になります。
このパターンが、俗に『努力しても、報われない人』の典型です。努力できること自体は、凄く重要なことなのですが、何よりも『努力の方向性を正しく設定できること』が重要です。
是非、目標を設定した上、日々の生活のルーティーンや、やることリスト作り、徹底的に行動をしていきましょう!

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