『グローバル社会』という言葉をよく街中や学校などで聞く事が最近増えたという方は多いのではないでしょうか。英語が必要となんとなくは分かっていても、また学生時代に勉強してきたとはいっても、どうしたらいいか分からない、もしくは現状が忙しいので、後回しになっている人もいるでしょう。
そもそも、なぜ、英語が必要なんでしょう。
・TOEICのスコアを取る為
・外資企業へ転職する為
・海外旅行をより充実させる為
・海外のコミュニティーに参加する為
・世界中で友達を作る為
・ワーキングホリデーに行く為
などが一般的な英語が必要とされる理由だと思います。
現状の日本での日常生活で、英語を使う環境はまだ一部のサービスや業界だけで、英語が出来なくても、取り急ぎ困る事もありません。
また、人件費が高い日本では、アルバイトをするだけでも、生活がある程度成り立ってしまうのも、英語学習を後回しにしてしまう原因の一つでもあります。
この記事では、英語を学習する理由ではなく、学習をしないとヤバい理由を説明していきます。
目次
日本の人口推移を見る
日本の人口は、2004年をピークに今後100年間で100年前(明治時代後半)の水準に戻っていくと言われ、2050年には9,515万人、約3,300万人(約25.5%)減少します。
高齢人口については約1,200万人増加するのに対し、生産人口は約3,500万人、若年人口は約900万人減少。その結果、高齢化率は約20%から約40%に上昇します。
グローバル化という言葉と共に、少子高齢化社会という言葉もよく聞く機会が増えたと思います。働き手が少なくなり、海外からの働き手に頼るといったことがどんどん増えていきます。
現にコンビニやスーパーにいくと、日本人労働者がまったくいないこともここ最近は普通になりました。
日本の現状を知り、課題を見つける
人件費が高いということは、国際市場では相対的に不利ですし、また特に高齢化による可処分所得の減少は国全体の景気を下げます。
・人件費が高い先進国であるということ
・国全体が年金生活状態であるということ
・少子高齢化が加速していること
解決策と懸念点
課題を解決する方法として、特に海外人材の受入が最重要課題です。ただし、解決策であると共に、新たな課題にも繋がります。
①発展途上国からの人材を確保する。
②外国人も対象にした環境への対応が必須
→海外事情が分かる人、調査出来る人が重要になる。
安い労働人口が海外から大量に流入すると、多くの職種で日本人の給料は下がり、失業率も上がる可能性がある。
スキルのない日本人は、必要とされなくなる
海外からの人材を受け入れれば受け入れるほど、人件費が高い日本人を雇用する必要がなくなっていきます。
それに加えて、AI技術がさらに発達すると、多くの職種で人出すら必要でなくなります。もちろん、それと同時に新しい職種がうまれます。
取るべき戦略
このような環境を理解していれば、取るべき戦略はおのずと見えきます。例えば、外国向けに売れそうなプロダクトを作っている会社に就職したり(外国人を相手に仕事をする)、あるいは外資系で働いて、ドル建てで給料を貰うなど、どちらにしても、海外に目を向けて行動をしたり、日本を外側から見たりして、その時々に必要なスキルを身に付ける必要があります。
まとめー英語ができないとヤバい理由①ー海外人材の受け入れ
これらからの社会で、日本はかなり厳しいポジションになり、人手不足解消の為にどんどん海外から人材を受け入れざる得ない状態になります。
そうすることで、日本と海外との境界線が無くなっていき、日本で生活をするにしても、日本人だけがライバルではなくなります。
その為、アルバイト先でも会社でも、働くときに、例えば、ベトナム人、バングラデシュ人、フィリピン人などの発展途上国からの人材が同じ職場にいる環境も、普通になりつつあります。
その環境で大切なことは、お互い尊重しながら協働できるかどうかです。育ってきた環境や文化が異なる者同士では、意見が合わなくなることもあるでしょう。
ただ、そういった場合でも、お互いを『認め合い』、『尊敬し合い』ながら、上手くやれるスキル、いわゆる、コミュニケーション能力も、英語力含めて重要なスキルの一です。また、海外人材を受け入れるにあたり、海外事情に詳しい人材も重宝されるのも事実です。
まとめー英語ができないとヤバい理由②ー日本を脱出する
そもそも、日本に住むという選択肢もどうなのでしょうか。現状、日本という国は、ある程度を成長を終えて豊かで仕事もある先進国です。人で言うと、定年後の『年金生活状態』のようなイメージです。
その為、発展途上国の人たちからすると、出稼ぎには丁度良い国です。しかしながら、物凄いスピードで発展途上国が成長をしており、どこかのタイミングで日本が追い抜かされる時がきます。
例えば、フィリピンと日本では、人口はそこまで変わりませんが、平均年齢が真逆です。フィリピンが20代前半、日本が40代後半です。
この場合、どちらの国が今後成長の可能性があるかというと、明らかにフィリピンですよね。今でこそ、出稼ぎで日本に来ていますが、そのうち出稼ぎにすら来なくなる可能性もあります。最終的には仕事を求めて、日本人が海外に出るようになるかも知れません。
事実として、10年前のフィリピン留学では、1ヶ月の学費は、約10万円程度でした。しかしながら、今のフィリピン留学の1ヶ月の学費は、約20万円程度です。
たった10年で学費が2倍になっています。それぐらいフィリピンという国が成長し、人件費が高騰し始めているということです。
まとめー生き残る為に学ぶ
英語を学習する理由として、冒頭でこのような項目がありましたが、近い将来は、『生き残る為』という理由で英語を学習する必要が出てきます。
・TOEICのスコアを取る為
・外資企業へ転職する為
・海外旅行をより充実させる為
・海外のコミュニティーに参加する為
・世界中で友達を作る為
・ワーキングホリデーに行く為
・生き残る為
その為、現在は英語が必要のない生活かも知れませんが、その状態は長く続きません。小学校では、英語やプログラミングが義務化されていっていますので、今後、デフォルトで英語やプログラミングが出来る人材が下から入ってくるということです。
そうなった時に、スキルのない人材は給料も上がらず、ジリ貧になっていきますので、今のうちからきちんと準備を進めていきましょう。
具体的にやるコト

まずは、セブ留学で英語の基礎をしっかり身に付けます。短期間で一気に英語力をUP出来ますので、まずはセブ留学を2-3ヶ月いきましょう。

次に、マレーシアインターンで英語を実践環境でアウトプットし、使える英語を身に付けます。アジアの中で成長速度が早く、IT大国でもありますので、今後アジアを引っ張っていく国として期待されています。また、日本からの移住先として14年連続でNo1のマレーシアは、超親日国です。
・治安良し
・バリエーションが多い食事
・多民族、多宗教国家
・医療設備が整っている
・リーズナブルな滞在コスト
・英語公用語
・国全体が外国という環境
フィリピン・セブ留学は、あくまで英語のインプット作業です。短期間で一気に英語力をアップさせることは可能ですが、アウトプットする環境が整っていません。
そこで、英語をアウトプットできる環境がマレーシアです。多民族だからこそ、英語を実践の環境で使うことができます。

プログラミングのスキルも身に付けていれば、さらにプラスです。プログラミングはどんどん授業が高まってきていますので、興味がある人はご参考下さい。

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