グローバル化が進む中で留学を希望する方は増えています。そのなかには、就職活動に役立てたいと考えている方も少なくありません。実際、世界を舞台に活躍するトップ企業の多くは留学生や留学経験者を積極的に採用しており、または社内留学制度が充実していたりもします。
では、企業は採用する際に留学経験者のどの点に注目しているのでしょうか。それをしっかりと踏まえたうえで、留学経験をアピールすることが大切です。
目次
企業が留学生に求める3つのスキル
留学経験=語学力をアピール、と考える方もいますが、それは必ずしも正解とは言えません。確かに企業が語学力を求めている場合もありますが、『異国の地へと挑戦する精神性』『異文化のなかで生き抜くバイタリティや自立精神』に注目しているケースが多いです。
留学の最大のメリットは、さまざまなものを見て触れることで人生観を深め人間として成長できることです。
求めるポイント①ーコミュニケーション能力
優れた英語力があってもコミュニケーション力がなければ通用しないのが現代です。企業に留学経験をアピールする場合は、留学経験がない人との違いなども考えてみることをオススメします。
そのためにも、留学前から就職活動を視野に入れて留学に臨むことで、より留学中をより充実したものにすることができます。
また、留学ではさまざまな国籍の学生との交流をすることができます。その交流の中で、どんな人とでも上手くコミュニケーションを取れるスキルは、語学力以上に大切です。
これからのグローバル社会では、日本人以外と仕事をすることも当たり前になりますので、コミュニケーションが上手く取れるということは、生き抜く上で必須スキルと言えます。
求めるポイント②ー異文化理解能力
留学に行くと、授業中、放課後、週末などさまざまな場面で『日本ではこうなのに・・・』や『日本とちょっと違うな』という風に日本の当たり前が通じない場面が多くあります。
そんな時に、日本の価値観をベースに考えるのではなく、そもそも、日本での普通は世界での普通と全く違うという感覚を持てるようにしましょう。
今の常識は、昔では非常識であることや、昔の非常識が今では常識になることもあるので、常に普通の基準も変わっていきます。
人と話をするときに、自分と他人は違って当たり前、それを踏まえた上で、お互いの着地点を決めながら物事を進めるということが大切です。自分と意見が合わないから、その人とも合わないと考えるのは間違いです。
どの部分が共有できること、尊敬し合えることなのかを見つけ、共同生活を送るようにしましょう。
求めるポイント③ー課題発見・解決能力
最後のポイントとして、留学中に必ず身に付けたいスキルである『課題発見・解決能力』です。これは、海外留学生活をしているとさまざまなトラブルが発生したり、解決すべき問題が幾度となく出てきます。
例えば、ホームステイでのホストファミリーとの問題、ルームメイトとの問題、食事の問題、授業中での問題などが多く挙げられます。留学中にトラブル無く、留学を終える学生はほぼいません。
トラブルに直面した時に、『どのようにしてトラブルを解決することができたか』が非常に肝心です。社会に出て仕事などをしていると、トラブルや課題が山積みです。
その際に、自ら課題の本質を見極めて、解決する方法を作り出す力が求められます。逆に、このスキルさえあれば、どんなことでも乗り越えることができるとも言えます。
結局、語学力はおまけみたいなもの
海外にある程度の期間、身を置くと、自然と語学力を身に付けることはできます。もちろん、日々学習することは必要ですが、帰国後の就活の時に、むしろ語学力というのは前提条件として見られることが多いです。
留学に行っていたので、語学はある程度できる人材として見られ、それ以外の経験やスキルはどのようなものかをきちんとアピールできるようにしておきましょう。上で説明した、『コミュ力』・『異文化理解』・『課題発見、解決力』これを、留学中のエピソードと一緒にアピールできれば、企業側もイメージしやすく、採用に近づくことができるでしょう。

語学力を証明することも大切
留学先でたくさん勉強をして、英語力を身につける方もいます。しかし、就職活動で「留学して英語力を身につけました」といったアピールだけでは、採用担当者は他の留学者と違いが分かりません。そうならないためにも、身につけた英語力はTOEICなどを受けて採用担当者にも分かりやすいように点数化しておくことをオススメします。
また、留学中のエピソードを就職活動前にしっかりとまとめておくことも大切です。留学中のエピソードが、どのような点で就職活動のアピールに使えるのかを把握しておきましょう。
例えば「留学先で招待された家で、水が貴重ということを知らずにシャワーを長々と使ってしまった」というエピソードがあれば、その際どのように対応したのかを分かりやすく伝えられるようにしましょう。
そうすることで、頭の回転の早さや適応力をアピールすることができます。
さらに、話す際は自分の主観ではなく自分を客観的に見たうえで話すことが欠かせません。自分を客観的に見ることができるという人間性のアピールにもなります。
留学準備はこうしよう!

留学中は常にメモをとる
留学から帰ってきてすぐは、細かいことまで覚えているかもしれません。しかし就職活動になる頃は、細かいことを忘れてしまっているケースもあります。せっかくの留学経験を忘れず就職活動に役立てるためにも、記憶が鮮明なうちに形に残しておくことをオススメします。
その為には、留学中に週末を利用して、1週間の振り返りを行うと良いでしょう。常に振り返りを行うことで、留学前に作った自分の目標にブレがないか、再度マインドセットができます。
メモを取ることで、やるべきを再度認知したり、日常生活の中での気づきを記録することができます。そこから学び得ることも多くありますので、一つ一つの経験を大切にしていきましょう。
効率良く転職を成功させるには?
効率的に転職を成功させるには、転職エージェントを利用することがオススメです。
①非公開求人を多数保有している
②利用手数料が無料である
③給料交渉を行ってくれる
④履歴書添削、面接対策をしてくれる
このように、求職者側にとって、転職エージェントを利用しない理由が、逆にありません。無駄な時間をかけずにスムーズに転職を進めたい人は、必ず転職エージェントに登録することをお勧めします。

①非公開求人を多数保有している
転職エージェントだけが保有している求人も多くあります。また求人は水物なので、登録さえしておけば、その時にマッチする求人を紹介してくれます。特定の業界に特化した転職エージェントもありますので、確認しておきましょう。
②利用手数料が無料である
転職エージェントの仕組み的に、求職者(利用する側)が、費用を一切支払う必要はありません。基本的に、求人側が転職エージェント側に支払いする仕組みなので、無料で転職サポートを受けることができます。
<求職者側>:無料で利用可能
<転職エージェント>:就職が決まれば、手数料を求人側から貰う
<求人側>:就職が決まれば、手数料を転職エージェントに支払う
③給料交渉を行ってくれる
上記で解説した通り、転職エージェントの売上(手数料)は、求職者の年収によって決まります。その為、転職エージェントを利用することによって、転職エージェントのスタッフも、企業側に上手く給料交渉をしてくれます。
④履歴書添削、面接対策をしてくれる
転職エージェントは、完全に成果報酬となりますので、求職者を企業に就職させて初めて、企業側より手数料を貰うことができます。その為、履歴書を添削したり、または面接対策をしたりなど、就職できるようにサポートしてくれます。
面接に向けてすること「4つ」
実際に企業への面接に望む前に、次の点を意識して進めていきましょう。
①これまでのキャリアを振り返る
→職務経歴書は非常に重要です。この企業で「どう貢献できるか」を判断されます。
→どういう意図で、これまでのキャリア選択をしてきたのかを説明できるようにしましょう。
②転職エージェントの活用
→非公開求人も多くありますので、効率良く自分に合う企業を見つけることができます。
③面接で聞かれることを想定する
→面接をイメージしながら、自分をしっかりアピールポイントを確認する
→貢献できるということをアピールする
④企業研究を行う
→業界の動向を把握しておく
海外留学やインターンの経験を活かした企業に転職をしたい人は、オンライン英会話サービスを利用して、面接のトレーニングをすることも良いでしょう。

優良求人が多い転職エージェント3つを紹介
転職活動を上手くするには、転職エージェント選びが重要です。これから紹介する基準をベースに、おすすめの転職エージェントを紹介していきます。
①:優良求人数が多い
②:内定率が高い
③:求人情報を常に更新している
特に、求人情報は変動が多いので、常に情報をアップデートしている求人情報転職エージェントはおすすめです。
顧客満足度No1を多数受賞の【ネオキャリア】

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豊富な経験を持つキャリアアドバイザーが将来像や希望、適正を踏まえた上で求人を紹介してくれます。
また、ネオキャリアが紹介する企業は、キャリアアドバイザーが全て訪問し、おすすめできる企業のみを選定しているので、ミスマッチも少なく、効率的に転職活動を進めることができます。
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企業面接で抑えるポイント!
何事でもそうですが、ある程度の『はったり』を言うことは大切です。自分で大きく出て、最終的に帳尻を合わしていくことで限界突破をすることができます。面接でも同様に、いかに自分を企業側に売り込めるかどうかです。採用させることで、企業にどれだけメリットがあるかをきちんとアピールするようにしましょう。
①意思表示をはっきりする。(YES/NO)
②アピールポイントをゴリ押しする。(エピソードトーク)
③自信を持ち、仕事ができる感をしっかり出す
面接では、遠慮をする必要はありません。どんなことができて、どんなスキルを持っているか、ハッタリ気味でもいいので、厚かましくやることも大切です。いかに企業側に将来をイメージさせることができるかが、採用を勝ち取るカギでもあります。

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