フィリピン・セブ島には、選ぶのに苦労するほど多くの語学学校があり、日本からの留学生も年々増えています。フィリピン・セブ島の語学学校には、それぞれ特徴があり、設備、環境、コースなどで選ぶのもひとつの方法です。
では、語学学校の方針とは、どのように変わってくるのでしょうか?フィリピン・セブ島には、大きく分けて3つの資本の語学学校が存在します。一つずつ見ていきましょう。

日系語学学校の特徴
日本人が経営する語学学校は、スタッフや学生などの9割以上が日本人です。そのため、いざというときには日本語で会話をすることができます。比較的小規模でアットホームな学校が多いので、海外生活であってもストレスが掛かりにくいです。
また、50代以上のシニア学生や、海外留学が初めてという学生も多いため、安心感が得られるでしょう。しかし、ついつい日本語での会話が多くなり、語学を身につけ異文化交流をするには物足りない環境になるかもしれませんが、日本資本の最大のメリットは、語学学校で働くフィリピン人講師が、圧倒的に日本人学生に教え慣れをしていることです。
日本人がよく間違うセンテンスであったり、発音、苦手とする部分をフィリピン人講師が熟知しているので、そこを上手くフォローしながら授業を進行してくれます。その為、短期間の留学でも、しっかり弱点を克服することができます。
<メリット>
・フィリピン人講師が日本人の弱点を熟知している
・和食の提供
・日本人スタッフが多く、手厚いサポート
<デメリット>
・日本語を話してしまう環境
・日本人が多いので、国際交流が難しい
・ジムやプールなどの設備がない学校が多い
韓国人が経営する語学学校の特徴
韓国人経営の語学学校の場合、韓国人との交流も生まれ、異文化を知る機会が増えるというメリットがあります。日本人スタッフが全くいない学校もあり、語学の学習を通して外国人の友人を増やすことにもなるでしょう。
比較的大規模の学校が多く、TOEFL専門のコースなど、さまざまなカリキュラムが用意されているほか、ジムやプールまで併設されている場合もあります。
しかし、トラブルが発生した時には「言葉の壁に苦しむかもしれない」ということを覚悟しておいたほうがよいでしょう。また、食事が辛い場合が多いので、辛いものが苦手な人は対策を考えておかなければなりません。
<メリット>
・日本人は約30%以下
・学生同士の異文化交流ができる
・ジム、プールなどの設備がある学校が多い
<デメリット>
・韓国料理が中心の食事
・日本人スタッフが学校に1人程度
・サポートが若干手薄
セミスパルタの語学学校『CIA』の体験談
セミスパルタタイプの語学学校として、韓国資本の老舗語学学校です。朝一に単語テストを実施しており、その合否によって、その日の外出制限がかかります。外出できるかどうかは、単語テスト次第というルールです。『読み、書き、話し、聞き』をバランスよく学習できますので、しっかり学習したい学生にはオススメです。



超スパルタの語学学校『EV Academy』の体験談
言わずと知れたスパルタ学校。フィリピンにある語学学校の中でも、スパルタと言えば、EVと言われるような語学学校です。月曜日〜木曜日までは完全に外出禁止のルールであったり、1日2回の単語テスト、文章テストがある点も他校にない特徴でもあります。



複数の資本がある語学学校の特徴
複数の資本が入っている語学学校というのもあります。このタイプの学校には、さまざまな国籍の人が通っていることもあり、異文化交流が盛んです。また、外国人スタッフに混ざり日本人スタッフもいるので、いざというときにも安心できます。
ただし、これらの学校にどの国籍の人がどれだけいるかというのは時期によって変わってしまうので、事前に確認をするとよいでしょう。フィリピン・セブ島の語学学校には、その環境などによってさまざまな特徴があります。
日本人の多い場所、外国人に囲まれた場所のどちらで英語を学ぶかは、それぞれのメリットやデメリットを自分に照らし合わせるとよいでしょう。貴重な語学留学ですから、納得のいく学校選びをできるようにしましょう。

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