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選択肢を増やすという事は?
一見すると、自分の選択肢を増やすという事は、自分の人生に取ってプラスであると考える人がほとんどだと思います。ですが、闇雲に選択肢を増やしても意味がありません。
そもそも、選択肢を増やすという事は、例えば、様々な資格を取ってみたり、色々な理由を見つけて、何か経験をするという事が一般的です。
もちろん、資格を取ったり、多くの経験をする事で、自分の人生が良い方向に進むこともあります。その為、一概に選択肢を増やすこと自体が、時間の無駄という訳ではありませんが、『選択肢を増やす』、『努力を一生懸命する』という事をすれば、人生が成功すると勘違いしている人も多くいるのも事実なので、今回は、本質的な部分で、選択肢を増やす事が、無駄という事を説明していきます。
なぜ、選択肢を増やす事が無駄なのか・・・
良く一般的に聞くのは、『努力をしても報われるかどうかは分からないが、成功している人は、皆んな努力をしている』というキーワードです。
『結局の所、努力よりも、運が大事』という風に思われがちですが、もちろん、運だったり、タイミングという事も、場合によっては必要です。
これは自分でコントロール出来る部分ではないので、今回は自己完結出来る部分で話を進めていきます。何故、選択肢を増やす事が時間の無駄なのかという事ですが、これは成功している人と成功しない人を比較すると良く分かります。
努力をして成功する人・成功しない人の違い
この決定的な違いは、『正しい努力』が出来ているかという所がポイントです。成功する人、そうでない人、両方共に努力しているという点では同じです。
ですが、努力にも正しい努力と間違った努力に分かれています。つまり、『間違った努力=無駄な時間を過ごしている』という事です。
具体的に行動で見てみる
例えば、『年収を上げたい!』と思う人が2人いるとします。1人は、年収を上げる為に、終電まで残業をし、残業代を稼ごうとします。もう1人は、仕事を定時で切り上げて、ITスキルを身に付ける為に勉強の時間に費やしたりします。
もちろん、どの業界にいて、どんなスキルを持っていて、どのポジションに就いているか等も影響しますが、結果的に年収を上げれる可能性が高いのは、前者ではなく、圧倒的に後者です。
上記のように、前者と後者では、時間の使い方が大きく異なります。直近では、前者の方が残業代を稼ぐ事が出来、一時的に年収は上がりますが、結果的には後者のように、ITスキルを身につけて、転職をしたり、起業出来る力をつけたりする事が可能になります。
もちろん、残業をして自分自身が成長出来る力を身に付ける事が出来ればいいですが、たた単に、ルーティーン業務をやっていては時間の無駄です。重要なことは、どんな目的の為に時間を費やしているかです。
これが所謂、正しい努力と間違った努力と言われています。時間には限りがあるので、効率良く時間を使うようにしましょう。
そもそも、成功とは?
上記で、成功する為には、正しい努力が必要という事を言いましたが、そもそも成功の意味合いも人それぞれです。つまり成功というのは、『自分のゴールを達成すること』なので、10人いれば、10パターンのゴールがあります。
ゴール設定が一番大切
正しい努力、間違った努力をする前に大切なことは、『ゴールの設定』です。ゴールが決まらない事には、結局、どのような選択肢を増やせばいいのか、それが正しい努力なのか、間違った努力なのかすら分かりません。
ですが、多くの人は、ゴールも明確に決めずに、とりあえず英語の勉強をする為に留学に行ったり、インターンシップに参加したりしています。まず、英語留学やインターンに参加する前に、『どんな目的』を達成する為に、留学やインターンに行くのかを考える事から始めましょう。
具体的なゴール設定
例えば、外資系に転職する、海外で事業を立ち上げる等、設定したゴールを達成する為に、やるべき事の一つとして、留学やインターンに参加するという流れが大切です。
ゴールが決まれば、それを達成する為に、『やるべき事』が明確になってきます。それをリストアップし、時間軸に落とし込み、今日中にやる事、今週中にやる事、来週中にやる事等、『やる事』と『スケジュール』を合わせていきます。
これが出来れば、後は目の前の事をやり込むだけで自然とゴールが達成出来るようになります。この繰り返しこそが成長に繋がりますので、これをせずに、目の前にある事をがむしゃらにやったり、下手に選択肢を増やす為に資格を取ったりすると残念な結果になってしまいます。
まとめ
まとめると、目の前のことをがむしゃらに取り組み、選択肢を増やしても、ゴール設定が出来ていない限りは、無駄な努力をし、意味の無い選択肢を永遠に増やすことになってしまいます。
色々やってそうに見えて、実は時間をただ消費しているだけです。そうならない為に、ゴール設定をする事。
ゴールを達成する日付を決める
もっというと、そのゴールを達成する日までも決めてしまう事です。この違いが、『努力をしても報われるかどうかは分からないが、成功している人は、皆んな努力をしている』の本当の意味です。
努力をしても、成功出来ていない人は、間違った努力をしているという事です。ゴール設定をきちんと明確にし、限られた時間を大切に使えば、新しい事がどんどん出来るようになりますので、正しい努力をしながら、自分の選択肢を増やしていきましょう!
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