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SIMカードとは
SIMカードは、簡単に言うとスマホに入っている番号チップのようなもので、SIMカードにそれぞれ固有のID番号が記録されており、それで通話やデータ通信(インターネット)が利用出来るようになっています。
SIMロックがかかっているスマホの場合は、そのスマホを契約しているキャリアのSIMカードしか読み込みが出来ませんが、最近は規制緩和が進み、SIMロック解除も簡単に出来るようになりました。
SIMロックを解除すれば、基本的にどこのキャリアのSIMでも読み込みが出来るようになる為、所謂、格安SIMがどんどん利用されるようにもなりました。SIMロックが解除されているスマホ(SIMフリースマホ)に、海外のSIMを入れて海外でも通話やデータ通信を行う方法を紹介していきます。
数日程度の旅行であれば、ポケットwifiを借りる方法もありますが、留学やインターンシップなどで中・長期間、海外に滞在する場合は、絶対現地のSIMカードを入れた方が費用的にも安く、便利に利用する事が出来ます。
海外に出た時にデータ通信をする方法としては、
①ポケットwifiを契約する
②日本で使っているスマホを海外パケホプランに変更する
③現地でSIMを購入する
④現地にある無料のwifiスポットでネット接続をする
ぐらいになります。
今回の記事では、特に現地でSIMを購入する事に関して説明していきます。
SIMカードの種類
SIMカードは3種類のサイズがあり、『標準SIM』、『microSIM』、『nanoSIM』があります。現在販売されているSIMカードのサイズのほとんどは、nanoSIMが主流となっています。
フィリピンでSIMを購入するメリット
ではなぜ、海外での生活は、SIMカードを購入する方法が一番いいのか。
①ポケットwifiを契約する→×費用も高く、通話が出来ないので不便
②日本で使っているスマホを海外パケホプランに変更する→×費用が高い
③現地でSIMを購入する→○費用も安く、通話も出来る
④現地にある無料のwifiスポットでネット接続をする→×特定の場所のみ、ネット接続可能
という風に、費用的・利便的にも現地のSIMを購入しない手はないのです。
場所問わず、ネット接続が出来る
現地SIMを入れておけば、いつでも、どこでもネット接続や通話が出来、また、そこからデザリングをすれば、日本のスマホもネット接続が出来るので、ポケットwifi的な役割もしてくれます。
Grabタクシーを使うのも超ラクラク
Grabタクシーは、東南アジアでは主流のタクシー配車アプリです。Grabを利用してタクシーを呼ぶ際もネット接続は必須です。微妙な位置のズレでドライバーと合流出来ない場合でも、通話機能を使えば、すぐに見つける事も出来ます。
ポケットwifiの場合でも、Grabの利用は可能ですが、通話が出来ないので、若干の不便さがあります。(ポケットwifiも持たないといけないので、かさばります。)
設定の手間も無く、費用も安い!
SIMカードは基本的に、空港やコンビニ、ショッピングモールで購入する事が出来ます。ポケットwifiの場合だと、1日あたり約600円程度かかってしまい、且つ通話機能もありません。
現地でのSIMを購入すると、特に空港に販売しているSIMの場合は、7日プラン(約1,200円)、30日プラン(約2,400円)等、予め使い放題プランがありますので、そこから選ぶだけです。設定も店舗スタッフが全てやってくれますので、スマホを渡すだけ即時使用可能になります。
安定した通信速度
SIMカードは、現地通信会社の回線を利用しているので、4GやLTEの利用が出来る為、ポケットwifiよりもサクサク接続出来ます。
フィリピンのSIMの購入場所
フィリピンでSIMカードを購入出来る場所としては、
①空港
②ショッピングモール
③コンビニ
が主流です。
フィリピンの通信会社のキャリアはいくつかありますが、基本的には『SMART(スマート)』・『GLOBE(グローブ)』のどちらかで購入しておけば問題ありません。
空港の場合は、スマートやグローブのSIMカードのブースがありますので、そこで希望する日数の定額プランのSIMカードを購入すればOKなので、非常に楽です。(設定も行ってくれます)
マクタン・セブ国際空港でSIMカードを購入
マクタン・セブ国際空港の到着口を出ると直ぐに『SMART』と『GLOBE』のSIM販売ブースが隣り合わせであります。それぞれのブースでプランを選び、SIMを購入します。スマホを渡せば、スタッフが設定をしてくれます。
GLOBEのSIMブースです。プランは滞在日数やギガ数により異なります。
①6GB(5日間)ー300ペソ
②10GB(7日間)ー500ペソ
③13GB(15日間)ー800ペソ
④17GB(30日間)ー1,000ペソ
SMARTのSIMブースです。プランは滞在日数やギガ数により異なります。
①19GB(6GB+13GB)ー5日間ー300ペソ
②27GB(10GB+17GB)ー7日間ー500ペソ
③37GB(12GB+25GB)ー15日間ー800ペソ
④56GB(16GB+40GB)ー30日間ー1,000ペソ
ショッピングモールやコンビニ(セブンイレブン等)で購入する場合は、空港での購入とは異なり、SIMカードを購入して、プリペイドカードも購入し、そしてチャージしないといけません。
プリペイドカードを購入したら、カードの裏をスクラッチカードのようにコインで削り、PINナンバーを確認して、チャージするスマホから電話をかけて、設定をして・・・・・と。
数分で終わるのですが、超面倒な作業が待っています。
ですが・・・!
超簡単!フィリピンのSIM購入&ロードの仕方
私は基本的に空港でSIMを購入する事が多いのですが、今回の出張では急いでいて忘れてしまったので、コンビニで面倒なあの作業をしないといけないと思っていました。
いざ、セブンイレブンに行き、SIMカードを購入し、プリペイドカードを購入し、チャージをしようとすると、ATMのような機械が設置されており、そこでチャージが出来る事が分かりました!!今回は、セブンイレブンでのSIM購入&チャージの手順を紹介したいと思います。
まずは、SIMを購入!!
SIMカード自体は、40ペソで購入出来ます。キャリヤは、スマートで、LTEも確認!
下に記載がある、『Free300MB』+『700MB』というのは、このSIMをアクティベートすると300MB、最低30ペソをチャージすると700MBをゲット出来、合計1GBはフリーですよ!という案内です。
そして、専用機でチャージ
画面をタッチすると、電子マネーをチャージしたり、電子決済をしたり、いくつかサービスメニューが出てきます。ここでは、『LOAD(ロード)』を選択、そして、『SMART and TNT』を押して、次へ進む。
プランを選ぶ
プランが結構ありますので、ここからプランを選んで『NEXT』を押します。
電話番号を入力したら、ほぼ完了
プランを選んだ後は、チャージ(ロード)したい番号を入力します。
レシートが出てくるので、レジで支払い
プランを選び、電話番号を入力すると、レシートが発行されます。これを持ってレジでお支払いを済ませば、数秒後にメッセージがチャージしたスマホに届き、完了です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
案外簡単にコンビニでもSIMの購入&ロードが出来る事が分かりました!
SIMフリーのスマホがあれば、ポケットwifiをレンタルするより、断然こっちの方がお得なので、フィリピン留学、セブ留学をする際は、現地SIMの購入がオススメです。
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