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【外資系転職】に必要なTOEICスコアは何点?むしろ必要なの?

弊社では、月間ベースで約40~50名程の方から、『海外留学、インターンシップ、転職』などについてのお問合せを頂きますが、やはり、留学やインターンを経験すると、「英語が活かせる業界」で、転職を希望する人が多く、代表例として、外資系企業への転職という選択肢があります。

今回の記事では、外資系企業への転職をする際に必要なTOEICスコアについて紹介をしていきます。企業によっては、TOEICは参考にしない場合もありますので、外資系企業への転職を考えている人は、参考にして下さい。

日本社会の現状を、改めて知ろう!

IT進化が進み、情報格差がなくなりつつある今、一人で発信することもできますし、ありとあらゆる情報に手が届くようにもなりました。そして、企業に所属して稼ぐというよりも、フリーランスや起業家として稼ぐ選択肢もどんどん増えてきました。

また、働き方改革も進み、新卒で就職した企業に定年まで務めるという概念は、最近ではほとんどなくなってきています。むしろ、企業側でも終身雇用を守り続けることができなくなってきています。

終身雇用が終わり、転職は当たり前になる

このように、終身雇用も終わり、社会人のキャリアの中で、一度や二度の転職は当たり前の世の中になりました。むしろ、今の20代〜30代からすると、終身雇用すら望んでいない場合もあります。それは、むしろリスクが高いからです。

一つの企業に長く居ても、経験できることに限界がありますし、終身雇用であるならまだしも、それが無くなって今では、一つの企業に長く居ること自体が、自分の成長の限界を作ってしまう為、リスクになります。

その為、どんどん海外留学に行って、英語を学んだり、インターンシップに参加したりなど、成長機会を作る人が増えてきています。

外資系転職でTOEICは、必要ない??

日系企業であれば、TOEICのスコアは採用基準になることが多いですが、外資系企業はどうなのでしょうか。外資系企業の場合は、TOEICの受験経験がなくても、選考に影響がない企業も多く、どちらかというと、TOEICのスコアが高いことよりも、実践的に英語でコミュニケーションが取れるかどうかを判断します。

日本人での典型として、TOEICが900点もあるのに、全く話せない人が多く、そういう意味で、外資系企業では、スコアよりも、実践力を判断する傾向があります。

そうはいっても、最低必要なスコアは?

外資系企業での採用で、TOEICのスコアが高いことが、必ずしも必須ではないということでしたが、そうはいっても外資系企業なので、英語スキルが高い方が、仕事の幅が広がることは間違いないです。

英語書面でのやり取りをすることも多いので、『読・書・聞・話』の4技能をバランスよくできることが求めらます。その為、外資系企業に転職するのであれば、少なくとも、TOEICのスコアは、750点以上あった方がスムーズに転職活動を進めることができます。

そもそも、外資系企業で働くにあたって、英語はどれだけあれば十分なの?

先述したとおり、外資系企業ではTOEICスコアではなく、より実践力を重視する傾向にありますが、具体的にどれぐらいの実践力があれば基準をクリアできるのでしょうか。外資系企業の業界や職種により、実践力のレベルに前後はあります。

例えば、日本人クライアントが多い外資系企業の場合は、ほぼ英語は必要ありませんが、社内システムや社内情報などについては、英語であることが基本なので、『読み・書き』ができれば十分です。

次に、外国人相手に営業をする場合であれば、その業種の専門用語なども英語で話せる必要はありますが、基本的に日常英会話レベルで十分です。ですが、外資系企業でキャリアアップをする場合は、本社勤務などもでてきますので、ビジネスレベルまでの英語力は必須です。

まとめると、外資系企業に転職するにあたり、まず必要な英語力は、日常会話を問題なくこなせる英語力があれば大丈夫です。その後、仕事をしながら専門用語も覚えていきながら、ビジネスレベルまで引き上げていくようなイメージです。

TOEICは、日本だけで評価される試験である

そもそも、TOEICは、日本だけでしか認知されていない試験です。例えば、海外就職をする際に、TOEICのスコアを提示しても、何の参考にもなりません。元々、募集要項に記載をすることすら求められません。

ここで理解すべきことは、TOEICは、数ある英語テストの一つでしかないということです。「Reading / Listening」だけの試験なので、実践力を求める外資系企業では、TOEICスコアよりも、TOEFLやIELTSの方が選考基準としては判断されやすいです。

このように、目的に合わせて、受験する英語試験を決めていくことが大切です。

【決定版】自分にぴったりの英語試験ー6選まとめ学生時代に英検やTOEIC等の英語試験を受験された方も多くいるのではないでしょうか。英語試験と言っても、種類は様々ですし、また難易度や料...

外資系企業への転職では、スコアよりも、対話力が大事!

TOEICスコアが高くても、英語でのコミュニケーションが全く取れない人もいますし、一方で、TOEICの受験経験がなくても、しっかりと自己アピールができれば、採用されることも普通にあります。

外資系企業への転職では、もちろん英語力も大切ですが、それ以上に自分を表現するスキルの方が大切なので、英語力に自信がない人ほど、積極的にアピールできる部分を見つけていきましょう。

外資系企業に転職がしたい場合は、英語ができなくても、とにかく行動!

『外資系企業に転職する=英語がペラペラ』と一般的に思われますが、業界や業種により異なるということが分かりました。外資系企業でキャリアアップを狙う場合は、もちろん最終的にはビジネスレベルの英語力は必要となりますが、英語力がなくても、外資系企業に転職するこは可能です。

英語力に自信がなくても、コミュニケーション能力があれば、なんとかなりますので、まずは、転職エージェントに登録をして、情報収集をすることから始めていきましょう。

転職を成功させるには?


上記でも解説しましたが、効率的に転職を成功させるには、転職エージェントを利用することがオススメです。

転職エージェントを利用するメリット

①非公開求人を多数保有している
②利用手数料が無料である
③給料交渉を行ってくれる
④履歴書添削、面接対策をしてくれる

このように、求職者側にとって、転職エージェントを利用しない理由が、逆にありません。無駄な時間をかけずにスムーズに転職を進めたい人は、必ず転職エージェントに登録することをお勧めします。

【徹底解剖】転職エージェントのカラクリ海外留学やインターンシップに参加する方は、帰国後の就職活動についても考えていると思います。そんな時に役に立つのが、転職エージェントの存在...

①非公開求人を多数保有している

転職エージェントだけが保有している求人も多くあります。また求人は水物なので、登録さえしておけば、その時にマッチする求人を紹介してくれます。特定の業界に特化した転職エージェントもありますので、確認しておきましょう。

②利用手数料が無料である

転職エージェントの仕組み的に、求職者(利用する側)が、費用を一切支払う必要はありません。基本的に、求人側が転職エージェント側に支払いする仕組みなので、無料で転職サポートを受けることができます。

転職エージェントの仕組み

<求職者側>:無料で利用可能
<転職エージェント>:就職が決まれば、手数料を求人側から貰う
<求人側>:就職が決まれば、手数料を転職エージェントに支払う

③給料交渉を行ってくれる

上記で解説した通り、転職エージェントの売上(手数料)は、求職者の年収によって決まります。その為、転職エージェントを利用することによって、転職エージェントのスタッフも、企業側に上手く給料交渉をしてくれます。

④履歴書添削、面接対策をしてくれる

転職エージェントは、完全に成果報酬となりますので、求職者を企業に就職させて初めて、企業側より手数料を貰うことができます。その為、履歴書を添削したり、または面接対策をしたりなど、就職できるようにサポートしてくれます。

面接に向けてすること「4つ」

実際に企業への面接に望む前に、次の点を意識して進めていきましょう。

面接に向けてすること「4つ」

①これまでのキャリアを振り返る
→職務経歴書は非常に重要です。この企業で「どう貢献できるか」を判断されます。
→どういう意図で、これまでのキャリア選択をしてきたのかを説明できるようにしましょう。

②転職エージェントの活用
→非公開求人も多くありますので、効率良く自分に合う企業を見つけることができます。

③面接で聞かれることを想定する
→面接をイメージしながら、自分をしっかりアピールポイントを確認する
→貢献できるということをアピールする

④企業研究を行う
→業界の動向を把握しておく

海外留学やインターンの経験を活かした企業に転職をしたい人は、オンライン英会話サービスを利用して、面接のトレーニングをすることも良いでしょう。

【2021年決定版】本当に身に付くオンライン英会話5選オンライン英会話は、自宅にいながらでも始められる英会話の勉強法として一気に注目を集めています。ですが、オンライン英会話サービスは、種類が...

優良求人が多い転職エージェント3つを紹介

転職活動を上手くするには、転職エージェント選びが重要です。これから紹介する基準をベースに、おすすめの転職エージェントを紹介していきます。

①:優良求人数が多い
②:内定率が高い
③:求人情報を常に更新している

特に、求人情報は変動が多いので、常に情報をアップデートしている求人情報転職エージェントはおすすめです。

顧客満足度No1を多数受賞の【ネオキャリア】

ネオキャリアは、第二新卒・20代専門の転職エージェントで、1人当たり平均10時間の手厚いサポートで、転職サポートを行っています。内定まではもちろんのこと、入社後のアフターケアも安心です。

豊富な経験を持つキャリアアドバイザーが将来像や希望、適正を踏まえた上で求人を紹介してくれます。

また、ネオキャリアが紹介する企業は、キャリアアドバイザーが全て訪問し、おすすめできる企業のみを選定しているので、ミスマッチも少なく、効率的に転職活動を進めることができます。

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企業面接で抑えるポイント!

何事でもそうですが、ある程度の『はったり』を言うことは大切です。自分で大きく出て、最終的に帳尻を合わしていくことで限界突破をすることができます。面接でも同様に、いかに自分を企業側に売り込めるかどうかです。採用させることで、企業にどれだけメリットがあるかをきちんとアピールするようにしましょう。

①意思表示をはっきりする。(YES/NO)
②アピールポイントをゴリ押しする。(エピソードトーク)
③自信を持ち、仕事ができる感をしっかり出す

面接では、遠慮をする必要はありません。どんなことができて、どんなスキルを持っているか、ハッタリ気味でもいいので、厚かましくやることも大切です。いかに企業側に将来をイメージさせることができるかが、採用を勝ち取るカギでもあります。

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