外資系企業といえば、『給料が良い』、『なんかカッコイイ』、『モテそう』といったようなイメージを持つ方も多いと思います。外資系企業と日系企業の違いを説明すると、
①評価基準(完全成果主義)
②仕事に対しての姿勢(ON/OFFの切り替えをしっかりする)
③教育、研修制度(充実していないことが多い)
④給料・報酬(結果により増減する)
上記4つが挙げられます。日系企業の場合は、終身雇用や年功序列といった制度がありますが、最近は働き方改革も進み、フリーランスや起業など、一人で稼げる時代にもなりつつあります。
最近は特に外資系企業への転職希望のお問合せが多く、今回の記事では、上記で挙げた外資系企業の特徴の一つである「教育・研修制度」についての記事となります。
結論から言うと、外資系企業の「福利厚生は諦めよう」ということで、詳しく説明をしていきたいと思います。
目次
外資系企業の福利厚生は、日系企業よりも充実していない?!
日系企業の場合は、社員の働きやすい環境を作るため、福利厚生が充実している会社も少なくなりません。それは、終身雇用という基本的な考えのもと、一つの会社で長く勤めることが一般的とされています。
最近でこそ、転職をしたり、起業をしたりなど、働き方も多様になりましたが、外資系企業では、『転職・起業』はごく一般的な選択肢の一つです。もっというと、外資系企業には、「福利厚生」という考え方そのものがありません。
なぜかというと、
日系企業の場合は、基本給に加えて、残業手当、役職手当、住宅手当などの諸手当がありますが、一方の外資系企業では、そういった福利厚生としての手当も含めた給料形態となっています。また、外資系企業には、終身雇用という制度もないので、いずれ転職していく前提で採用をするため、退職金という概念もありません。
というこで、外資系企業の場合、日系企業と比較すると、退職金という点では、少し待遇が悪いということなります。
福利厚生は、「法定福利費」と「法定外福利費」の2つがあります
外資系企業と日系企業の福利厚生について、説明をしてきましたが、福利厚生には2種類あることをご存知でしょうか。福利厚生は、「法定福利費」と「法定外福利費」の2つありますので、一つずつ見ていきましょう。
法定福利費
法定福利というのは、その名の通り、法律によって企業が従業員に対して、義務付けされている福利厚生の費用となります。法定福利費にあたるものは、『社会保険』の費用です。従業員を雇用すると、健康保険料・厚生年金保険料の一部を会社が支払っていますが、このことを法定福利費と言います。
法定福利については、日本の法律で義務付けされているものなので、ここは日系企業も外資系企業も差はありません。
法定外福利費
次に、法定外福利費についてですが、ここが日系企業と外資系企業で差が出てくる部分です。法定外福利というものは、それぞれの企業で独自に設定できる福利厚生です。例えば、住宅手当、資格取得手当、退職金制度、などが一般的な法定外福利とされます。
日系企業では、この法定外福利を充実されている企業が多く、全国平均で約25,000円程度が法定外福利費として当てられます。一方で、外資系企業では、この法定外福利にほぼ力を入れていないことが多いです。
あくまで、成果主義の世界なので、成果を出せば、給料に反映という考え方があります。
外資系企業で働くメリットを改めて考えよう
いかがでしょうか。福利厚生の中でも、法定福利と法定外福利についての説明をしましたが、外資系企業では、法定外福利が充実していないというよりも、住宅手当、役職手当、退職金といった部分が、基本給に含まれていますので、転職活動をするときは、それを踏まえて考えていくと良いでしょう。
そもそも、充実した福利厚生を希望する人は、外資系企業を選ばないと思いますが、外資系企業を選ぶメリットとしては、こちらになります。
①キャリアアップをしたい人
②海外勤務を目指す人
③稼ぎたい人
④キャリアウーマンになりたい人
⑤ドライな人間関係を好む人
⑥自由に働きたい人
福利厚生に頼らず、成果を出せば圧倒的に稼げて、若くても、女性でも関係なくキャリアアップすることができます。
人生の大部分を費やす仕事において、『何を重視するのか』を自分の中で明確にして、外資系企業なのか、日系企業なのかを決めていきましょう。
転職を成功させるには?
上記でも解説しましたが、効率的に転職を成功させるには、転職エージェントを利用することがオススメです。
①非公開求人を多数保有している
②利用手数料が無料である
③給料交渉を行ってくれる
④履歴書添削、面接対策をしてくれる
このように、求職者側にとって、転職エージェントを利用しない理由が、逆にありません。無駄な時間をかけずにスムーズに転職を進めたい人は、必ず転職エージェントに登録することをお勧めします。

①非公開求人を多数保有している
転職エージェントだけが保有している求人も多くあります。また求人は水物なので、登録さえしておけば、その時にマッチする求人を紹介してくれます。特定の業界に特化した転職エージェントもありますので、確認しておきましょう。
②利用手数料が無料である
転職エージェントの仕組み的に、求職者(利用する側)が、費用を一切支払う必要はありません。基本的に、求人側が転職エージェント側に支払いする仕組みなので、無料で転職サポートを受けることができます。
<求職者側>:無料で利用可能
<転職エージェント>:就職が決まれば、手数料を求人側から貰う
<求人側>:就職が決まれば、手数料を転職エージェントに支払う
③給料交渉を行ってくれる
上記で解説した通り、転職エージェントの売上(手数料)は、求職者の年収によって決まります。その為、転職エージェントを利用することによって、転職エージェントのスタッフも、企業側に上手く給料交渉をしてくれます。
④履歴書添削、面接対策をしてくれる
転職エージェントは、完全に成果報酬となりますので、求職者を企業に就職させて初めて、企業側より手数料を貰うことができます。その為、履歴書を添削したり、または面接対策をしたりなど、就職できるようにサポートしてくれます。
面接に向けてすること「4つ」
実際に企業への面接に望む前に、次の点を意識して進めていきましょう。
①これまでのキャリアを振り返る
→職務経歴書は非常に重要です。この企業で「どう貢献できるか」を判断されます。
→どういう意図で、これまでのキャリア選択をしてきたのかを説明できるようにしましょう。
②転職エージェントの活用
→非公開求人も多くありますので、効率良く自分に合う企業を見つけることができます。
③面接で聞かれることを想定する
→面接をイメージしながら、自分をしっかりアピールポイントを確認する
→貢献できるということをアピールする
④企業研究を行う
→業界の動向を把握しておく
海外留学やインターンの経験を活かした企業に転職をしたい人は、オンライン英会話サービスを利用して、面接のトレーニングをすることも良いでしょう。

優良求人が多い転職エージェント3つを紹介
転職活動を上手くするには、転職エージェント選びが重要です。これから紹介する基準をベースに、おすすめの転職エージェントを紹介していきます。
①:優良求人数が多い
②:内定率が高い
③:求人情報を常に更新している
特に、求人情報は変動が多いので、常に情報をアップデートしている求人情報転職エージェントはおすすめです。
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企業面接で抑えるポイント!
何事でもそうですが、ある程度の『はったり』を言うことは大切です。自分で大きく出て、最終的に帳尻を合わしていくことで限界突破をすることができます。面接でも同様に、いかに自分を企業側に売り込めるかどうかです。採用させることで、企業にどれだけメリットがあるかをきちんとアピールするようにしましょう。
①意思表示をはっきりする。(YES/NO)
②アピールポイントをゴリ押しする。(エピソードトーク)
③自信を持ち、仕事ができる感をしっかり出す
面接では、遠慮をする必要はありません。どんなことができて、どんなスキルを持っているか、ハッタリ気味でもいいので、厚かましくやることも大切です。いかに企業側に将来をイメージさせることができるかが、採用を勝ち取るカギでもあります。

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